ギリシャ選手団で5人の“クラスター”が発生したり、来日後の検査で陽性反応が出た人など、外国人選手(とその仲間)には十分な数の感染者が出たにも関わらず、選手村や会場の日本人スタッフに感染が拡がらなかったということは、海外から改めて持ち込まれたであろうデルタ型(の強い感染力)に対しマスクの予防効果は十分であると考えられる。五輪スタッフのワクチン接種は間に合わなかったことからもそこに絞られる。
ということはデルタ株であっても空気感染レベルではないのだろう。
或いはデルタ株は日本人に強い感染力を発揮しないのか。データがないから「かも」というレベルなので「感染力が強い」という前提で話を進める。
冒頭の結果は、選手村で感染予防を徹底した賜だとすれば、デルタ型の強い感染力によって日本でも感染爆発に向かっているように見えているだけで、実際は予防が徹底されていない(気の緩み)から生じていると考える方が妥当だろう。
だとすれば、主にマスクを外した空間で感染が拡がっているということであり、レストランが自粛に応じなくなったことに感染拡大の一因があると考えられる。
日本人がマスクを外して他人と接触するのは食事の時くらいだから、もう他に疑うべきところがないところまで来ている気がするんだが、政府の次の一手が気になるところ。
同社は今年1月の2度目の緊急事態宣言以降、休業や時短の「要請」には応じずに営業を続けてきた。競合店が休業していたことで来店客が集中した面もあったとみられる。
完全に大手の“やったもん勝ち”の前例を作ってしまった。
「そうだそうだ!もっとヤレ!」と応援している人達は、世の中の仕組みがわかってないんだなと思う。
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