ラベル見て何となく買ってみたユニオンジャック。
飲んでみると、率直にクラシックで渋い。
いっそ古めかしいと言ってもいいくらい、オールドビンテージな味わい。
大英帝国を感じる(笑)。
英国が古めかしいと言っているわけではなく、大英帝国の懐そのものとでも言おうか(笑)、酸いも甘いも知り尽くし、清濁併せ飲む的な、人生(ひいては歴史)とは良い時もあれば悪い時もあり、それらあらゆるものを流し込むための紅茶で、綺麗さっぱり跡形もなく洗い流してくれるような味わい(笑)。
実際、口の中は何事もなかったかのように、どんな味の濃いモノでも消えてなくなる(笑)。
アンジェリーナのモンブランを食べながら飲んだんだが、食べ終わった後、私はモンブランを食べたことさえ思い出すことが困難なほど(笑)、味覚も嗅覚もリセットされていた。
ノスタルジックでさえある。
これをユニオンジャックと名付けたルピシアのセンスに恐れ入った(笑)。
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