2型2色覚(2004年までの名称は第2色盲・緑色盲)と確定した。
子供の頃からソレ(緑系が見えづらい)だとはわかっていたんだが、正式な診断名を聞いたことがなかったので、ヒマ過ぎて(笑)確認したくなった。
きっかけは「眼科ドック」という検査を見かけ、ヒマ過ぎて(笑)受けてみようと思ったついでに。これまで視力と眼圧くらいの検査しかしたことがなかったので、眼底三次元画像解析(OCT)検査はちょっと本格的だった。
ほんの少し眼圧が上がっている程度で(今まで常に正常値だったんだが)、視神経や視野など他は特に問題なく。ただ遠視がやや進み、右目だけ僅かに近眼気味というちぐはぐな方向に向かいつつあることが判明した。
パソコンモニターまでの距離は70cmはあるのでいいが、本を読むには腕の長さが足りない(笑)。昔から。
そのついでに正式な色覚検査を受けてみたく併せて予約したんだが、一般的な石原式(カラフルな円の中に数字が書いてあるもの)検査はスクリーニングであって確定診断用ではないということが最後に(笑)解った。
※スクリーニングでは「色覚異常の疑いあり」ということまでしか言えないそう。
確定診断を受けるにはアノマロスコープという特殊な装置を置いている病院に限られるらしく、「受けたい」と言っただけですぐに大学病院に紹介状を書いてもらえた。
大学病院でも再度片目づつ石原式検査(*1)と、新にパネルD-15検査を受け、最後にアノマロスコープの登場。顕微鏡みたいなものを覗いて「●」を見ながら何色に見えると伝えるだけ。普段使われてないようでレンズが曇っていて隅にホコリが詰まっていた(笑)。
(*1)片目づつ行うのは、後天的な色覚異常の場合は片目だけということがあるらしい。私の場合は完全に先天性のものなのでどちらも結果は同じだった。まるでダメ。20種ほどやってみて読めたのは2〜3枚くらい。
パネルD-15検査は15種類のグラデーションチップを並べ替えるもの。正・誤・正・誤と1個毎に間違っていた。
アノマロスコープは正誤を教えてくれなかったが、2型2色覚の特徴そのものだったようで確定。
保険適用とは知らず、2,700円ほどの請求だった。自動精算機でカード払いできるので混雑もなく快適。
驚きを隠せなかったのは、今現在色覚異常で就けない職はパイロットだけらしい。薬剤師も医師もなれると聞いて「危ないですよね?」と問うてみると、「えっ、そうですか?外科医などはちょっと不便かもしれませんが」程度の反応だった。私は「させるべきじゃない」と答えたが(笑)。
例えば「血便」が出たとしても私にはワカラナイ。緑色盲は赤・茶・緑が混ざるともっとも判別が困難になるので、糞(フン)の色と血の色の区別が付かない。恐らく臓器の壊死した色もワカラナイだろう。だからそんなのが医者(歯医者も含め)になってもらっちゃ困る。
→色が見えません。色覚異常、いわゆる色盲です。(2015年)
色が全く見えないのは1色覚で以前は「全色盲」と呼ばれていた。私のように2型2色覚も含めた中〜重度の総称として「色盲」という言葉が使われていたので、本来は使い分けないと文字通り色が全く見えない印象を与えてしまうことから名称が変わったっぽい。
私は緑色盲だが、緑が全く見えないわけではなく、LED照明下やデジタルハイビジョン以降のテレビでは緑が鮮やかに見える。それでも健常者と同じ色が見えているわけではないんだろうが、単体なら赤や茶色と間違えることはない。
赤・茶・緑の三つ編みケーブルとか見かけたら噛みちぎる恐れがある(笑)。
電車の路線図とかまるでワカラナイ。辿っていって他の路線と交差したところで行方不明になる(笑)。
色覚異常はアジア人より白人に多いのは、恐らく農耕民族にとって赤・緑・茶の識別は重要なんだろう。一方狩猟民族はぶん殴って息してるかしてないかを確認するだけだから(笑)。が、黒人は少ないらしいからその辺はよくワカラナイ。
というわけでIQでも何でも確定させた方がスッキリするのでオススメしたい。
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