33時間を経過した頃から熱は35.6〜36.3度で安定。ちょっと低めなのはエアコンで冷えてるからだろう(笑)。
熱が引いたかわりに、まぶた付近の目の奥の痛みと軽い頭痛が続いた。
朝起きると眼球の重さを除いてすっきり。
48時間経過時点で、腕は触らなければ注射したことを忘れるくらいに。
接種後48〜56時間あたりは、少しボーッとしていた。胃カメラの際に打つ鎮静剤から目が覚めた時のような感覚の軽いやつ。車の運転や高い精度が要求される作業はおすすめできない。
同時期、背中や腰に疲れが出た。痛いわけではなく、ゴロゴロしたくなるような疲労感。
58時間経過した辺りから再び頭痛に見舞われる。じっとしていれば大したことはなく、頭を動かすと痛む状態が寝るまで続く。
朝起きると頭痛もまぶたの奥の痛みもゼロですっきり目覚めた。
72時間経過した辺りで、パソコンの画面をしばらく見ていると軽いめまいに見舞われるという状況が数時間続いた。
というわけで、2回目接種は一般的な土日休みのサラリーマンなら金曜日がおすすめ。有給休暇が取れるなら月曜日まで休めば万全。
これまで「抗体検査」と一括りで書いていたので、ワクチン接種後は何を検査しているのか伝わりにくいかもしれず、スパイクたんぱく抗体(S)とヌクレオカプシド抗体(N)と明記することにした。
過去の感染歴を調べる場合はNたんぱく抗体を、ワクチン接種後にワクチンの効果によって中和抗体ができたかどうかを調べる場合はSたんぱく抗体を見る(ファイザーやモデルナ製のmRNAワクチンの場合)。
ファイザーのmRNAワクチンは新型コロナウイルスの“スパイク”のコードのみを持っており、“殻”のコードは含まれないから、接種後に「N」抗体は生じず、スパイクたんぱくに対する抗体「S」のみが免疫反応によって生成される。
※感染履歴のある人は当然に両方を持つ。
よって抗体検査の結果には下記の組み合わせが考えられる。
(A) 感染歴あり、ワクチン未接種:S陽性、N陽性
(B) 感染歴あり、ワクチン接種済:S陽性、N陽性
(C) 感染歴なし、ワクチン未接種:S陰性、N陰性
(D) 感染歴なし、ワクチン接種済:S陽性、N陰性
感染歴ありの(A)と(B)はワクチンを打っても打たなくても「感染歴あり」ということが確定するが(ワクチン接種済みかどうか区別できない)、ワクチン接種済の人の感染歴は(B)と(D)のとおり区別がつく。すなわちスパイクたんぱく抗体のみを持っている人は感染歴なしのワクチン接種済みの可能性が極めて高いということ。
市販の検査キットは何抗体を測っているのか明記していないものもあれば、「感染歴を調べる」(=パッと見ではN抗体検査)、「ワクチン接種後の中和抗体を測定」(パッと見ではS抗体検査)としているものもある。しかしその中には「S抗体、N抗体のいずれかまたは両方が陽性なら中和抗体陽性と判定」というものもあるので、感染歴とワクチン接種効果を分けて調べたい場合は購入前に問い合わせた方が良い。
ウイルスのスパイクは細胞に感染する際に重要な働きをするので、スパイク抗体がある場合は感染予防効果があると考えられる。
抗体の度合い(量)は抗体価を見ないとわからないので、イムノクロマト法による簡易キットでは測定できず、病院で検査するしかない。
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