「「高級料理店で毎晩会食」「マッサージやメガネ代まで経費に」3年間で4000万円以上を私的に流用…「アントニオ猪木・最後の妻」の呆れた豪遊ぶり(猪木 啓介) | 現代ビジネス | 講談社」

 タイトルを見た瞬間に数字が合わないなと思ったんだが、

IGFのカードを持っていた橋本さんは、兄貴と毎晩のように高級料理店で会食。 3年間の総額は1500万円にものぼっている。

 1,500万円を3年で割って500万円/年。

 「毎晩のように」を平日として捉えて、年間の土日と休日を差し引いて246日で割ると20,325円/日。

 「兄貴と」を踏まえると、1人10,162円。

 「ホテルオークラのバーでは総額約700万円を兄貴との晩酌に使っていた」から見てお酒を飲む人のようなので、お酒代込みで1人10,162円は全くもって高級店での飲食には見えないんだが。コース料理さえ食べられない。

 「毎晩のように」が間違っているか「高級料理店で会食」が間違っているか。

 店名まで挙げて記事を書いている人がそこに疑問を持たないことが不思議。

 店名と「高級料理店で会食」が事実だとすると、単価的に週に1回くらい。

 「3年間で4000万円以上を私的に流用」は事実なんだろうが、数字が合わないと(表現が大袈裟すぎると)、「どこから盛ってるの?」となり記事の信頼性が揺らぐので、もうちょっと精査した方がいいんじゃないか。

 スポーツ新聞ならまだしも一応は「ビジネス」と名の付くからには。