「過去の栄光を語るのは〜」の話。 あるスポーツ選手に関する記事に対し「過去の栄光を語るのはダサい」というコメントを見かけた。 確かに普段なら私もそう思う。 しかし。 語れる程の過去もなければただの一度も“栄光”を手にしないまま死んでいく人生の方がもっと格好イイかというとそうも思わない(笑)。 圧倒的大多数の人がそうだから「ダサい」と言われずに済んでいるだけ。 スポーツ選手の場合、サラリーマンや実業家と違って「選手生命」というものがあり、恐らくほとんどの種目で“若い頃”が現役。 だから必然的に自らの実績を語る上で過去の話になる。 「何か喋って」と言われて10分も間がもたない(他人が興味を持って話を聞かない)人が大半なので、語れるだけの過去があるだけスゴいじゃないか。...2025.01.25 00:29言語・言葉・表現心理
何才からオッサンなのか。 美容室で隣の席(男性美容師と女性客)から「オッサン」の定義について聞こえてきた(笑)。 何才から「オッサン」なのか。 綺麗に言えばおじさん。 私は30才過ぎてから自分で「オッサン」と名乗ることがあったが(笑)、世の中的には35才くらいからを言うのだろうと思いつつ、現代の35才はそこまでオッサン感がない。 昭和の時代で35才はしっかり「オッサン」だった。初期のあぶない刑事のタカとユージとか。 ちなみに中学生の頃大学生の男を見ると「オッサン」に見えていた(笑)。 で、40才になった頃からはっきりと自分で「オッサン」と言うようになると、“オッサン”は「+10年くらい」と返してくれる若手が多く、私が若々しいからかと自己都合解釈していた(笑...2025.01.08 00:32言語・言葉・表現
客側(消費者)が「お客様」というのはなぜ。 客側(一般消費者)の立場にある人が、例えば「エルメスの●●店舗のお客様は〜」といった具合に、同列の他の客のことを「お客様」と言うのはなぜか。 結構な頻度で見かける。 自分も含めて客である場合、「お客様」は変。日本人同士話していて「日本人のかたは」と言うのと同じ。 辞書にも「売り手側の商店や企業などが客を呼ぶ丁寧な言い回し」とある。 売り手側が使う言葉。 当該店舗またはブランド或いは同業者のスタッフが紛れ込んでいてつい「お客様」と口が滑って言ってしまうのか(笑)。 それとも全方向に客が居るというサービス業(例えばホステスとか)の癖なのか。 言葉に問題(ぶれ、揺らぎ)があると、結局何なのかワカラナイことが多々ある。 例えば、「先日三越...2024.12.29 13:24日本語・国語・文脈理解言語・言葉・表現
「国税が入る」とは。 国税(国の税金)は個人には入らない(笑)。入ったら横領(笑)。 「国税局が入る」すなわち国税局の税務調査(または査察)が入るという意味合いで用いられている表現だと思うが、この言い回しをよく使う素人勢(いわゆる水商売系など)の調査に国税局は来ない。管轄は税務署。 「税務調査が入る」「税務署が調査に来た」が正しい表現。 基本的に国税局の調査は資本金一億円以上の法人が対象であり、個人や中小企業、自営業者などの調査は税務署の管轄。 もしかすると調査に来た税務署職員の名刺に「国税調査官」と書いてあって略して「国税が来た」なんて表現になったのかもしれない。 言葉の言い回しでその人の大凡の社会的な立ち位置がわかる。 かれこれ17年ほど経ったが、...2024.12.27 02:43法律・制度税金言語・言葉・表現社会
そもそも「来店予約」って。 「来店予約する」とは。 いつも違和感があり「来店予約」という言葉を口にすることはナイんだが、エルメス業界では当たり前に使われているので前稿では便宜上用いた。 「店に来る」のは客なので、「来店」は店側から見た言葉。店が客に向かって来るわけじゃないから(笑)。 既に店内に居る時に「また来ます」は良くても、客が電話等で「月曜日に来店します」とは言わない。 客から見たら「店に行く」なので「行く店予約」(笑)。「訪店」とかだろうか。何気に相応しい言葉を知らない。 これはクレジットカード系ブログあるあるの「発行」と同じ国語の問題。 クレジットカードを発行するのはカード会社なので、消費者側が「カードを発行する・した」と言うとカード会社かアンタは...2024.08.19 00:46エルメス・エルパト・ロレックスサービス・おもてなし買い物・デパート日本語・国語・文脈理解言語・言葉・表現
「堀江貴文氏、ひろゆき氏「日本人の半数の偏差値」言及に”痛烈解説”「適切でないというか馬鹿」 - 芸能 : 日刊スポーツ」 旬(笑)を過ぎた話題だが、ヒョンなところで聞いたので。2024.08.04 14:58言語・言葉・表現確率・統計・データ分析
生理的に受け付けない。らしい。 私は非常にしばしば女性が発する「生理的に受け付けない」という表現が昔からキライじゃナイ。 というより好き(笑)。 もはや理由なんてものはなく、とにかく「何なのこの生き物」的な拒絶心は、免疫系のアレルギー反応と同じものだと思っている。 要は、異物(笑)。 あるブランドのデパート店舗で、常にスタッフが2人しかいないという小さなブティックでの話。 その日、男性店長と女性スタッフがいて、担当というわけではないが私が行くといつもつく女性スタッフから買い物をした。 当該女性スタッフは、私と話す時は常時ニコニコ(というよりニヤニヤ(笑))が止まらない感じなんだが、何かをする(=後ろにいる店長側を向く)度に顔がひきつるのが奥にある鏡越しに見えてい...2024.05.11 12:49言語・言葉・表現心理
「為替介入「いつでもやる用意がある」、足元の円安受け-神田財務官 - Bloomberg」 徐々に語調を強めていっている感があるが、いわゆる口先介入は効かなくなってきていることは昨秋感じたはずだし、日本人同士の「わかるでしょ?」的なコミュニケーションは海外に対してメッセージ性が弱い。またはナイ。 世界の98%超が日本人ではないので、そろそろ伝わるコミュニケーションに切り替えた方がイイ。 ゼロではないにしてもファンダメンタルズ要因で日本円が売られているわけではなく、金利差の利ざやが投資に利用されている面が強いので(すなわち手段としての日本円売り)、「行き過ぎたマネーゲームには焼きを入れる」くらいの意思表示が欲しい。 一方向への過度な投機目的の売買は、場合によっては日本の社会基盤への攻撃とみなし、徹底して自国通貨を防衛する。...2024.05.08 23:58経済金融・為替言語・言葉・表現
スパで若い女性セラピストとの会話。 数ヶ月前スパでアロマトリートメントを受けた際、とても若い(多分20代前半)可愛らしい女性セラピストにあたり、顔を合わせた瞬間から緊張しているのが伝わってきた。 精油選びはもちろん、マッサージが始まっても声や受け答えがぎこちなく、接客業とは思えないほど人見知り感が強く、何か緊張がほぐれるような話はないかとあれこれ投げかけてみた。 割とツマラナイ冗談がウケたようで、ようやく緊張がほぐれてきたのか少しずつ会話がスムーズになり、「中年のおっさん」の話をするとついにノッてきた。 セラピスト「もぉ〜っ、本当におじさんって何なんですかぁーっ、ワケわからないですぅー」(「あの生き物は」と言わんばかりに)と返ってきたので、「何かあったんですか?」と...2024.04.15 02:14センス・感性言語・言葉・表現心理ブログ・日記
「【RIZIN】萩原京平の引退示唆にベテラン2人が「ナメんな」「甘いって」と叱咤激励「諦めたらそこで終了」(金原)「やらなあかんこと満載や」(ストラッサー) - ゴング格闘技」たかが4カ月やったくらいで強くなったり、組み手が出来るようになっていたらもうみんな全員UFCチャンピオンになれるよって話で。 いや、常にチャンピオンは1人しかなれない。 全くもって横やりだが(笑)。 「東大なんて勉強すれば誰でもいける」という人をたまに見かける。 いや、誰でもは行けない。定員がある。と、いつも思う。 書きながらどうでもいいかと思いつつ。2024.03.31 12:46日本語・国語・文脈理解思考言語・言葉・表現才能・能力努力
「美人だけど喋り出すと残念よね」とは。 あるとき美容室で客と美容師が「あの人、美人だけど喋り出すと残念よね」と話しているのが聞こえてきた。芸能人の話っぽい。 そういう表現は昔からよく見聞きするんだが、喋る前から残念な人が多いし、喋っても残念な人が多く、両方足すと半数以上の人が残念。 美人だと期待が高まるということだったとしても、美人から見たら「いいわね、あなたたちは期待もされなくて」ってことじゃなかろうか。 「お金持ちは〜」「美人は〜」「東大出は〜」という表現もあるあるだが、ほとんどの人が他者から見て特筆すべき点がなく、話題にもならない。 そう考えると何か1つでも取り柄があるだけでもスゴいことだと思うんだが。 で、その2人は喋り方と喋ってる際の表情が残念。1日中他人の噂...2023.11.20 16:53言語・言葉・表現知覚・認知心理ブログ・日記
「赤ワインが飲める人なんで」とは。 街のサロンでアロママッサージを受けていたら、20代の女性セラピストが自分自身のことを「私、赤ワインが飲める人なんで」と表現した。 「白ならって人多いじゃないですかー」と続き、その後の話っぷりを聞いている限り、どうやら赤ワインが飲める人=大人という意味合いらしい。 昔はとりあえず赤ワイン、何でも赤ワインみたいな人が多かったが、イマドキの若手女性にとっては赤ワインのタンニンの渋みがどうやら「まだ早い」(大人の味)的な代物らしい。 日に日に日本人の文化水準が下がっていっているのを感じる。 お酒に限らず、味覚とはとてもスケーラビリティに富んでいて、食べた(飲んだ)分だけ成長するので、表現を聞くだけで食べた(飲んだ)ことがある・ナイがすぐわ...2023.11.20 16:13センス・感性格差言語・言葉・表現知覚・認知味覚・嗅覚、グルメ・香り時代