「脳波で3機の航空機と通信して操縦が可能な技術が実現、まさに「ファンネル」の実現まであと少しか - GIGAZINE」

 2018年の記事だが見かけたので。

 ということは、今後は脳の並列処理能力が問われる時代だと読み取れる。

 これまでの思考スタイルは1つのことに集中・専念するのが基本だった。出力系統が手足や口(言葉)くらいしかなかったから。

 あれこれ並列思考しても行動に移せないので生産性が低く重視されなかった(その必要がなかった)と言える。

 しかし思考(脳波)から直接操作できるとなると、優秀なマルチタスクの生産性の高さが注目されるようになるのは必然だ。基本的には女性脳に有利。

 コンピューターの世界も、シングルタスクからマルチタスクへ、シングルCPUからマルチCPU(またはマルチコア)へと移り変わってきた。

 もしかするとそのうち1つの仕事では食べていけない時代になるかもしれない。

 先日書いた大学・大学院の長さについても通じるところで、4〜6年も1つのことを学ぶには長すぎ、方向転換するにはまた同じくらいの年月かかるとなると「方向転換しない」を選ぶ人が増え、社会が必要とする人材が不足しやすくなる。

 少なくとも大学は2つ以上を専攻する時代になるかもしれない。