端末への入力作業が配達員の負担にならないのであれば歓迎する。
ヤマトの場合、追跡情報を見ていて「配達中」と表示されてから30分以内くらいに配達されるからまだいいが、アマゾンの午後配達分は常に4時間くらいかかり、「荷物を受け取ってから出かけようかな」と考えていると日が暮れる。だいたい14時頃「配達中」に切り替わり、18時前後に配達される。午前の分は早い。
特にアプリから「配達中」と通知されると、「おっもう来るのかな」と思ってしまう。実際は単に営業所を出たというだけ。
※以前書いた「発送準備が整いました」のメールに似ている(笑)。こっちが知りたいのは「準備が出来た」ことじゃなくて、発送されたかどうか。そしていつ配達されるのか。相手が知りたい情報を提供する必要がある。
パンデミック以降は置き配があり、内廊下マンションは台風の日であろうと雨に濡れることもないからあまり気にしなくてよくなったものの、それ以前は「再配達させるのも悪いし」とこっちが調整することが多かったので、一定の需要のあるサービスだろう。
重い物を宅配ボックスに置いていかれても困るし、空いてないこともあり、確実に受け取りたい人にイイ。
ただ、置き配が主流になる前にもっと必要とされたサービスだと思うが。
時々、インターホンを鳴らしオートロックを解除してからなかなか来ない配達員もいる。他の住戸の配達をし順番に回っているんだろうが、そこでイチイチ「次は」の入力をするのも面倒くさそう。
設計を考えてみる。
営業所を出る前に、端末に予め今回の配達予定荷物の追跡番号を読み込む。30件読み込んだ場合は、端末側に「未配達30件」と表示され、配達が完了した分から「完了」ボタンを押す。手数は今までと大して変わらないだろう。
問題はタワーマンションなどで、建物内だけでも30件の配達がある場合(1件3分でも1時間半かかる)、残りの29件の配達順が端末側には理解できない。となると、事前に読み込んだ順番(プランを立てて配達予定順に読み込む必要があり、荷物が山積みされた営業所内でそれが手間かもしれない)で配達することになる。
仮に順位「1」の次に「3」の完了を入力すれば、「2」が不在(未配)だったと見なされ末尾(すなわち「30」の次)に送られる。
1件あたりの大凡の時間が予め登録されていれば、推定予定時刻を通知することができる。手渡しなら2分、置き配達なら1分、低層階なら+1分、中層階なら+2分、高層階なら+3分、超高層階なら+4分、更に「ついでに集荷あり」なら+2分とか。
現状「受け取りのタイミングは、午前は4時間刻み、午後は2時間刻みでの時間帯だけが示されている」から精度5分になった場合、大幅な解像度の向上だと言えるが、今度はその情報を信じすぎて「あと5分だから今のうちに郵便受け見てこよう」みたいな人が出てきて、偶然手渡し希望&留守のお宅が続いて(=スキップ)3分に早まったところちょうど不在ということも増えるかもしれない(笑)。
私は冒頭に書いた「配達中」から30分以内とか、その程度で決めてくれたらそれでイイ。アマゾンの4時間は長い。
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