昭和世代は多分「さん」で呼ぶのは違和感がある人が多いんじゃなかろうか。取引先や他社の人であっても役職名で呼ぶのが普通だったから。「社長」と呼んでも自分とこの社長とは限らず、先方の社長の場合もある。弁護士や税理士を「先生」と呼ぶのと同じ感覚。
第三者として見た場合、イマドキの人はオーラも風格も何もないから「さん」で呼び合ってると誰が上司か全くワカラナイので「●●課長」とか「●●マネージャー」と呼びあってくれてる方が助かる。昭和世代ならハゲてて太ってるのが上司なのかなと思うが(笑)、最近はスマートな人が増えたし、髪が薄いのが多い上に、スーツにもお金をかけなくなったので、身なりから何もワカラナイことが多い。
すると第三者にわからせるために偉そうに振る舞う人も出てきそうなので、役職で呼び合う方が合理的なんじゃないかと私は思うが。
加えて最近は日本語もめちゃくちゃなので、部外者として聞いてると誰のことを言っているのかワカラナイことが増えた。「●●さんがすぐに来てくださるそうなので」と聞けば、普通は他社(取引先)の話なんだろうと思うが、自分の上司のことを言っていたりする。ちょっと厳しい会社だったりすると、顧客よりも上司に使う言葉の方が丁寧だったりもする。
だからただ流れに身を任せていればうまくいくわけでもないので、どこかのタイミングで日本語のマナーの最低限のガイドラインみたいなものを通達した方がいいんじゃないかと私は感じている。じゃないと外国人から日本語の使い方の指摘を受けることになる。
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