クラシックやオペラのコンサートでは見ない光景なので、残念ながら客層の問題だろう。
「勝った負けた」があるイベント(競馬なども含め)は、応援していた方が負ける(予想がはずれる)と腹いせに悪さする者も多い。
“民度が高い”ことになっている日本人も実際にはピンからキリまでいる。花束を投げ捨てた男とか。
リングに上がる側がどれだけ頑張っても、客層まではなかなか変えられない。
前列、後列などチケットの価格帯別に散らかり具合を分析してみるのもイイんじゃないか。前列はカメラに映りやすいというのもあるが、通常後ろにいけばいくほど部外者であり連帯感が薄れるし、お金も落としていない分そのイベントを構成する一員という意識も低い。
そこに清掃員を雇ってしまうと、安いはずの席が高くなる(高コスト)という矛盾が生じるが、それは社会保障費の仕組みと似ていて、今のところ(お金を持っている側がその分を負担して=前列を値上げして)受け入れるしかないという前提(構造下)にある。
そろそろ向き合うべき社会全体の問題と言える。
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