第一話 “魅惑の微笑み”
的な。
先月投稿したつもりが下書きフォルダに眠っているのをさっき気付いた(笑)。
第1シーズン最終話(笑)でファーストバーキンを手に入れたので、第2シーズンでは予定通りこれまでの主たる購入店舗であるAlpha店に加え、2店舗目(Bravo店)を開拓する。
現在Bravo店候補を物色しているところだが、あるエルメス店舗の前を通りがかった際、入口(出口)で他の客を見送っていた若い女性スタッフからとても可愛らしい笑顔で微笑まれたので、ソコにしようかなと思っている(笑)。
私は立地以外ほとんど気にしない。風が吹くままに。
大きな店舗は入荷数は多いだろうが客数も多い。小さな店舗は入荷は少ないかもしれないが客数も少ない。多分どちらも競争率は変わらない。
消費者がソコを気にするまでもなく、在庫割当について店舗間の不平不満を抑えるために「率」が一定になるようエルメス本社は調整している気がしている。
この「率」は、一般的に考えられる客入りの数または売上高とバッグの入荷数の関係ではなく、何かしらエルメスが定める販売基準(転売目的ではないと判定され、なおかつ購入額NNN万円以上等)を満たした客が50人いるA店舗には50個、300人いるB店舗には300個用意するだろうということ。「充足率」と呼んだ方が良いか。
確かに品揃えの多い店舗の方が、買う(買いたくなる)物が多いので、早く基準額に達する分、小さい店舗で欲しい物がなくて停滞し、枠を消化しないまま年を越すということは減る。
後日、売上高に応じてバッグを割り当てる方式、偏差値(全国・地域別)方式、充足率方式についての考察を書く予定なので、今回はココまでにする。
で、魅惑の微笑みの主は、新入りっぽい初々しいスタッフ。
その日私はエルメス製品を何も身につけていなかったので、「いつもエルメス製品をご愛用いただき〜」という意味ではなかっただろうことから、あの笑顔は「是非来て」か、私の顔が笑えるかのどちらかだろう。
すれ違っただけで笑いが取れるなら生産性が高い(笑)。
店長やマネージャーなど役職者でなければ枠ありバッグを用意できないと思っている人達が世界中に一定数いるようなので、第2シーズンのBravo店では若いぺーぺースタッフだけから買ってみようかなと思っている。研修生でもいい。
いや「でもいい」レベルではなく「研修生からケリーを買った」は非常にオモシロイ(笑)。市場のあらゆる先入観を打ち砕くだろうから。
私は常に将来期待されるストーリーがコニャックと葉巻のツマミになるかどうかで決めるので、結果を見るまで真似しないでいただきたい(笑)。
多くの人は、自分が上手くいかないと「○○が▲▲じゃないから」と理由付け(言い訳)したがる。「今の担当者じゃ弱いからもっと上位の担当者に変えなきゃ」とか。自分の力ではなく他人の力任せなので、必然的に権力や権限に媚びる関係性になる。デパートの外商員に頼るのも同じ。
常に他者や環境のせいという思考は被害妄想を生み、その結果認知バイアスが深まっていき、思い込みの塊と化する。他者や環境に力を求めるので、自分自身は変わらないまま。
そして「お名刺を頂戴し、担当さんになっていだく」ことがバーキンへの道だと信じ込み、トンデモ信仰が始まる。最後は依存する。
私は、多くの一般消費者が役職者から買いたがることはエルメスも承知の上で、既に手は打っているだろうと感じている。
よって世間が「この人からバッグは出ないだろう」と思い敬遠するペーペースタッフほど抱えている顧客が少ない分、1人の客に熱心に取り組み、その努力が実る会社を目指しているだろうエルメスは。と推察する。
これだけの巨大企業でありながら販売基準などの内部情報が漏れない会社は珍しい。アップルに似ている。
という点からも、統制の取れた大企業のベストプラクティスに則って考える方が妥当であり、職権乱用・癒着防止の観点からも枠ありバッグについて役職者に権限を与えすぎない方が良い。
役職者がバーキンやケリーなどの人気商品を「優先的に扱える権利」とはただの特権(役得)であり、客が役職者に群がってしまうと、賄賂・接待漬けになるリスクも高まるし、役付きスタッフしか(枠ありバッグを餌に)モノが売れない組織になってしまい、若手の離職率が高まり高齢化する。客が低年齢化している時代に、スタッフが高齢化していては時代に逆行する。
よって枠ありバッグの取り扱い枠数(基本設定数)と役職は関係なく、役職者達はマネージメントや在庫管理などより事務職寄りの仕事が主だろうというのが私の見立て。責任に応じた給与設定は不平不満がでにくいし。
若手も同じように自分の判断でバーキンやケリーを販売できるならそれは素晴らしい。が、経験不足から先走ってしまいがちで、転売屋と見抜けず売り続ける可能性もある。そこで売るべきでない相手に売ってしまったことが判明した際のペナルティを科す(減点)方式であれば、若手は慎重になり、ベテランは長年の経験が活かせるという絶妙なバランスを保つことができる。
結果、ベテラン勢はペナルティ率が下がり(言い換えると客を見る目がシビアだということでもある)、有意的な枠数を保てる。
数値(ポイント)化するならば、皆基本設定は「1」スタートだが、若手はペナルティによって-0.9、-0.8と下がる傾向があるのに対し、ベテランは1をキープする人が多く、マイナスポイントのスタッフが発生すれば当然にバッグが余ることになるので、「1」を維持する(優秀または堅実な)スタッフにボーナス枠として配分されるという仕組みをイメージしている。
そうすれば、長年働いても「皆一律」じゃ割が合わないよねというベテラン勢の不満解消にもなる。
いわゆる公平な評価制度の考察。
似たようなことを最初の頃に書いたので、第2シーズン初回は回想シーンで始まったと思っていただき(笑)、その見解を崩さず今シーズンでは意図的に役職者っぽいベテランスタッフを除外していく“ペーペー戦略”(笑)を採ることにした。
ペーペーよ大志を抱け。
的な。
一応シーズン2のお目当てはケリー25cmと色違いのバーキン25cm。
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