斜め読みして通り過ぎるところだったが、感染者数は「移行直後と比べると全国では約2倍となっている」のに「5月中~下旬時点の献血者のコロナ感染でできる抗体保有率の数値が報告された。全国で42・8%(速報値)で、2月の42・0%からほぼ変化がなかった」ということは、この間に感染した人は、既に過去に感染していた人ばかりということになる。
かかる人は何度もかかり、かからない人はかからない。
病院に来るのはかかった人達なので、つい感染者の症状や重症化率及びワクチン接種の有無や回数などに目がいきがちだが、そろそろ反転して、かからない人側の研究に移った方がイイんじゃないか。
店頭でのお客様アンケートと同じで、まだ店頭に来ているということはその店を嫌ってない人であり、「もう二度と行かない」という人はもう店頭に来ないので、必然的にアンケートの結果は実態よりも良い側に偏る。
まだかかっていない残りの57%を研究すると、意外な免疫機構や生活習慣が発見され、それが治療薬や予防薬の開発につながるかもしれない。
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