エルメスの転売対策案。新品セキュリティーシール編。

 いっそ箱の表面にエルメス●●店と入れたらいいんじゃないか。箱に個別に印字すると割高になるなら、剥いだら跡が残るセキュリティシールで店名(+販売日)を貼り付けても良い。

 後先考えない一発屋は防げないが、メルカリなどに頻繁に出品する業者は購入店舗がバレることを嫌うだろうし、売った担当者の目に付きやすく、そのうち買えなくなるだろう。

 また転売出品でよく見かける店舗名は「業者に甘い」と嫌われるようになり、本社は監視対象とするだろうことから、重点対策しやすい。

 転売者は箱の表面の写真を載せなくなるだろうが、転売者から買った人達が載せたりたれ込んだりするので効果はあるはず。

 ロレックスのように金具類の保護シールを剥いで箱詰めし、強制的に中古化させるのも良い。

 もう一段強化するならば、以前CD-ROMやDVDでソフトウェアが販売されていた頃に見られた「このシールを剥いだ時点で使用許諾契約書に同意したものとみなされます」と同じように、エルメス新品保証のセキュリティシールを剥がないと箱が開けられないようにするのも良い。業者は転売出品する際写真を撮るだろうから、剥いだら中古化し価値が下がる。かといって商品の写真なしじゃ売りづらい。新品を買い取って売るいわゆる「専門店」も同じ。

 シールを剥いだら「中古中古中古」と跡が残るともっと良い(笑)。

 そうすれば冒頭に書いた店名シール付きの箱をすり替えることもできないし、海外の“バイヤー”から買ったものを「日本のブティックで買った」と言うこともできなくなる。

 このシールは箱表面の店名+販売日シールと柄続き(割り印と同じ)にすれば、巧妙な張り替えも防げ、販売店を隠すことができなくなる。

 ※箱表面は店名+販売日(A)、箱の側面2箇所は(A)と柄続きで、3枚並べたら1枚の絵なるようにすれば良い。そうすれば箱の裏面(下側)は必然的にすり替えられなくなる。

 するとSNSやブログでは新品セキュリティシールを剥ぎ開梱することこそが「開封の儀」と化し(箱表面の写真は撮りたくな人が増えるかもしれないが)、正規組と転売購入組との差別化がはかられ、よりオフィシャルブティックで購入することの価値が上がるだろう。

 枠ありバッグだけでもやる価値があるんじゃないか。