「梅毒、最多ペースで急拡大 「パパ活も一因」と専門家 | 共同通信」

 これまで大手の報道では「出会いアプリの普及などが原因」という表現だったが、いよいよパパ活(売春)を挙げるようになったか。

 今更手遅れ感もありつつ。

 梅毒はグラム陰性菌なのでペニシリンが有効だが、「薬を飲めば治る」と開き直る人が増えると感染予防の意識が低くなることで感染者が増え、そのうち抗生剤が効かない耐性菌が生じてやっかいなことになる。

 また歯科で多用されるセフェム系抗生物質も効くようなので、感染したタイミングで偶然抜歯等で処方されたセフェム系抗生剤の服用で気付かないまま治癒するということもあり得る。

 ただし抗体検査をすれば過去の感染歴がわかるので、上手く隠し通してきた人もいずれ明らかになる可能性も意識しておいた方が良い。