度々書いているが、私は外商は使ってないし“担当者”の紹介も頼んでもなければ受けてもないし、外商に何も期待してないし(笑)、実際に外商部はエルメスに対し何の力もなければ情報も持ってないので、外商頼みはススメナイ。
東京23区の話。
という前提で、これまでエルメスが入っている東京激戦区3デパート+エルメスの入ってない2デパートの外商員(は余所のエルメス入り店舗からの情報)からヒアリングした話をまとめた。
※ヒアリングしたのは2022年02月、06月、2023年04月。
コロナ前とコロナ後ではまるで異なり、最初のバーキンが出てくるまで(見送るか買うかは客次第)の推定購入額はこんな(下記)感じらしい。
コロナ前(2018-2019年):〜300万円
コロナ初期(2020〜2021年):300-500万円
コロナ後期(2022年〜現在):500-700万円
「推定」というのは、客から外商員に相談があり、エルメスの“担当者”を紹介し、その後最初のバーキンを買ったという話をしてくれた客から聞いた大凡の数値(感覚値も含め)らしく、買ったら用済みで外商員に報告しない客もいるだろうことは言うまでもなく。
※外商員らはエルメスから詳細が得られるわけではないので、飽くまで「だいたいこんな感じ」程度のことしか知らない。
現在の東京23区で百貨店外商に頼りそうな所得層の可処分所得から推察すると、コロナ前は月50万円の買い物で6ヶ月だったものが、コロナ初期6-10ヶ月、コロナ後期10〜16ヶ月かかり、何となくだが世間の感覚値に近いんじゃなかろうか。
「最初のバーキン」と書いたが、一般的にはケリーが後のようなのでそこを踏まえた。
最初のバーキンが出てきた後は、転売してないかなどの審査(経過観察)(*1)を終えている分(それを“実績”と呼ぶんじゃなかろうか)、その後はそれほどお金を使わなくとも1:1説に近しい間隔でバーキンやケリーが出るっぽい。私個人のことも含め。
(*1)それが実際にあるという証拠はないが、購入後使ってる様子がない客には出さない印象が強い。
コロナ前とコロナ後の違いは、海外旅行組が国内で買うようになったこと、コロナ対策で生産数が落ちたこと、減便による貨物スペース不足で商品の到着が大幅に遅延したこと、先行き不安から目減りしない商品を選ぶ人が増えたこと、エルパトブームで投資・転売目的の購入が増えたことなどが重なり、競争が激化した。
コロナ明けで海外旅行組が外に出るようになったが、入れ替わるようにインバウンドが回復してきているので、そこのバランスはどうだろうか。非居住者(いわゆる観光ビザ組)にバーキンやケリーは出さない場合はあまり関係ないが。
一方でロシア・ウクライナ戦争で航空輸送費は高騰していながらも供給は安定したっぽいので、値上げ圧力は高まりつつも枠ありバッグが出るか出ないかで言うと出る方向に向かっている。
エルパト参戦時は、常にどこの人の情報か(エリア)を確認することをすすめる。
私のように170万円の時点で最初のバーキンが出るケースもあるので、デパート外商客がショボい(笑)のか、むしろハードルが上がるのか、もしかするとエルメス偏差値が低い人達かもしれないことも考慮しつつ参考までに読み流していただきたい。
読売新聞を見て検索が増えそうなのでまとめてみた(笑)。
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