「“ツチノコジェット”は幻に終わるのか 特集・延期6度目の三菱スペースジェット」

 そういえば国際ジェットはどうなったのかなと思い検索してみたところ、2013年納入予定だったものが6回の納入延期、未だ型式証明も取得できていない状態かつ中止の危機にあるらしい。

 期待してたんだが。私の周囲の外国人勢も。

 上記記事では、

 三菱重工は、ジェット旅客機の主翼や胴体など構造部品では航空機メーカーに直接納めるティア1として豊富な実績を持つが、完成機メーカーとしての事業化のノウハウはまったくなかった。完成機メーカーは航空機、装備品に関し1機100万点ともいわれる部品をすべて管理し、機体だけでなく、複雑なシステム制御を含めてあらゆる責任を負う。ボーイングから部品を受注する部品会社の発想では、工程管理や安全性を確保するのに限界があった。

とあり、全体とは部分の総和以上の何かである難しさを感じる。

 部品づくりなど“点”には強い日本だが、“全体”となると弱い。最近は商品としての世界的ヒット商品は少なく、「ココにMade in JAPANが使われているんですよ」というものが増えた。裏方。

 ちなみに小型のホンダジェットは絶好調らしい。