世間で「正しい」とされていることをしていれば安心という心理がソコにある。左足前で構えろと教わるところを右足前で構えてやられたら全部自分のせいだが、教科書通り戦って負ける分には「最善を尽くしたのだが」と(例えば「運」のせいかとか)言い訳できるから。
一流は、自分で気付き(インスピレーションやセンスの賜)、自ら学習し体得していく。
二流は、天性の感覚は持ち合わせていないが、学習し自分のものにしていく。
三流は、学習し反復することで、それっぽく見せることができるようになっていく。
それ以下は、学習せず同じ失敗を繰り返し、読んでも聞いても意味を理解しない。
記事で言うところの「ダメ上司」とはこの三流タイプだろう。
「意識高い系」にも同じことが言え、例えばフェースシールドをしている自分に酔って(笑)ドヤ顔(「私はちゃんとしている」顔)で振る舞うことはしても、フェースシールドがどういう場合に有効で、どういう場合に無効なのかは考えない。
こういうことはちょっと観察力・洞察力があれば習わなくても自分でわかることなんだが、その感性があるか否かが分かれ目。
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