「オンライン自動車販売は“アフターコロナ”で加速するか?【藤井真治のフォーカス・オン】 | レスポンス(Response.jp)」

 車もオンラインで十分。特に高級車ほど。

 低価格な車を買う人とは多くの場合所得も低いから、相対的に見れば車は高額な買い物。だからショールームに足を運んで、実物を確認し、ディーラーの話を聞き、納得してから支払いをしたい(ローンを組みたい)という人が多いだろう。

 一方で高級車を買う人は、車自体の価格も高額だが所得も高いたため、相対的に見ればそれほど高い買い物でもない。だからオンラインでBuild to Orderし、そのままオンラインバンキングで決済で十分。

 どうしてもレザーの質感が見たいとか、エクステリアの色合いを確認したいという人には対応する必要があるかもしれないが、既に決まっている人にわざわざ時間を割く必要はない。お互いに。

 オンラインアップルストアのBTOなんて20年以上前からありとても良くできている。車も同じように考えていい。

 ショールームを減らすことでそれなりに家賃と人件費が浮く。そこをどんな顧客サービスとして還元するかが今後の高級車ディーラーの腕の見せ所だろう。

 私はいつも現金一括払い(当日振込)なので、そもそもディーラーと会う必要がまるでない。高級車のディーラーほどミーハーのナルシスト(笑)が多いから、会わずに済む方が消耗が少ない(笑)。