これまで緊急事態宣言中はレインボーブリッジも東京タワーも20時で消灯していたが、「せめてレインボーブリッジと東京タワーの照明だけ点けておいてもらいたい」の数日後から、夜中でも点いている。
東京都としても、多少は“活気”を見せなきゃってところだろうか。
人手を減らすためにも早めに照明を落とす意味合いは理解しているが、海の向こう側の人が「緊急事態宣言」と聞くと、東京は相当ヒドい状態にあるんだなという印象で、まさか新規感染者が1,300人/日くらいとは思ってない。はるかに人口が少ない国(街)でも、ここまで下がれば「解禁」しようかという水準。
感染症対策だけで見れば慎重過ぎるくらいがイイとは思うが、全体で見れば多少は国際的な印象も考慮しないと資本が逃げていく恐れがある。
本来は「東京はあの人口で感染者数が少ない。これはチャンスだ」と外資が流入しそうな局面でマイナス印象を与えてしまうと(既に手遅れかも知れないが)商談のチャンスを失い、晴れて解禁となった時の経済回復が遅れる。
ニューヨークで言うところの自由の女神像のように、レインボーブリッジや東京タワーは東京のシンボリックな存在であり続けてほしい。
そもそも23区タワマン勢は、夜景が美しいほど在宅率が高まるだろう気がするんだが。
ということから、今後マンションのベランダの奥行きが拡がるかもしれない。これもまた順応・適応の過程に見られる変化。
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