変だと思ったのは私だけじゃないようで、ちょっと安心した。
陛下は「私は、ここに、第32回近代オリンピアードを記念する、東京大会の開会を宣言します」と宣言された。起立して宣言を始められたが、その際は首相も小池氏も着席したままだった。事態に気づいたとみられる小池氏がまず立ち上がり、続いて首相も促されるようにしてすぐに立ち上がった。
それが政治家から見た天皇陛下の位置付けならしょうがないが、ただ単に教養の問題なら残念でならない。どちらも私の親世代なので、現役世代がダメでも致し方ないかなと思う。
開会への思い入れが強く「緊張しててうっかり」とか「式に集中しててつい」ということもゼロじゃないにしても、その場合は周りがすぐに合図するだろうことなので、全体として締まりがない。
私なら天皇陛下の隣に座ってる自分を一瞬たりとも忘れたりはしないので、気付かないということは起きない。
ということは、政治家にとってはそういうことなんだろう。
国としてそういう方針ということであればソレに従うんだが、国賓の様子を見ているとそういうわけでもなさそうなので、多分これは“やっちまった”系だろう。
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