再びトランプ政権に。 アメリカ大統領選は驚きの結果だった。まさかトランプ氏圧勝とは。 我ながら私の選挙予想は全くあてにならない(笑)。 現在の生活に不満な人口の半分(要は平均を下回る生活をしている人)は政権交代を望むので、熟れた先進国では常に50:50に拮抗するのが基本となりつつあるが、選挙人方式の仕組み勝利だけでなく得票数でもトランプ氏が上回っているので(50.9%:47.6%)、ケチの付けようのない勝利。 トランプ&マスク政権、投資家にとっては儲かる流れかもしれないが、少なくとも4年間大変なことになるだろうなという予感しかない。 それにしても大都市部と地方との温度差が激しい。 カリフォルニアやニューヨーク周辺、シカゴを持つイリノイもハリス女史。トラ...2024.11.07 00:40政治国際
「「私が辞めねば政権持たない」、自民・小泉進次郎氏 首相・幹事長の慰留振り切り辞任 - 産経ニュース」私が辞めなければ政権が持ちませんよ では小泉氏が辞めたら政権は持つのか。と問うとそういう問題でもないので、小泉氏が辞める辞めないでどうにかなる段階ではないタイミングでの辞任は、むしろトンズラ感の方が強い。 「乗る船を間違えました。ボートで帰りますね」的な。 こういっちゃ何だが、そもそも全体に影響を与えるほどの存在じゃない。現時点では。 内向き(日本人向け)の政治は、誰が総理大臣になろうとそれほど大差ないところだが(選挙中の主張は別として)、国際社会における印象という面で今のフラフラした状態はよろしくない。 世の中あてにならない人がどうなるかというと、皆除外して考えるようになる。 メンバーとして数えない。乗るなら乗ってもいいがという存...2024.11.03 23:32政治
「石破首相が見誤った、裏金問題への大きな不信 混迷する政治の行方は - 衆議院議員総選挙(衆院選):朝日新聞デジタル」 確かにダメなものはダメなんだが、個人的な見解としては一部の政治家の「裏金問題」レベルで政治(ひいては経済など全体)が左右されるべきじゃない。と感じる。 裏金なんて大した問題じゃないという話ではなく、裏金問題を一般人にも当てはめると、恐らく半数以上の人にダメ出ししなきゃ(何も任せちゃ)いけなくなる(後述)。 すなわち、そもそも人材として選択肢が限られていて、問題を差し引いてプラス要素を(利点が欠点を上回るかで)見るしかナイという妥協の社会に生きている。我々は。 裏金問題とは、日常的な会計処理で言えば事業売上や収入の申告漏れ(≒脱税)のようなもの。 例えば会社の経費で私物を買ったり、私的な交通費を経費申請したり、会社の備品等を持ち帰っ...2024.10.28 13:21政治人材
「石破首相「追加利上げの環境にあるとは考えていない」、日銀総裁と面会 | ロイター」 おっ、そうなのか。 中東情勢の悪化から、輸送コスト増+原油高で日本は更なる物価高に見舞われると思うんだが。 株式投資層は基本的にある程度お金に余裕のある人達が多くを占めていると思うので、多少の変動は我慢してもらうとして、物価高は圧倒的大多数を占めるカツカツ日本人の生活に大きな影響を与えるため、円高(介入ではなく政策)で吸収するのが正攻法かと私は思う。 年内の利上げが見送られる可能性があるとすればしばらくレンジ入りし、来春あたりに慌てて利上げ→円高という流れだろうか。 引き続き大きな変化はないまま年を越すっぽい。2024.10.03 01:12物価経済政治金融・為替社会相場・投資
ブラックマンデーと呼ぶのか、ただの巻き戻しか。 日経平均1,800円安というと大暴落、ブラックマンデーと呼びたくなるのはわかるが、どちらかと言えば「一旦巻き戻し」じゃなかろうか。 個々の企業の業績に対する評価によって上がった株価と、「高市新総裁ならば円安株高」という“絵に描いた餅買い”による株高は性質が異なるので、総裁選立候補者の告示日だった今月12日から株高に反転したことを考えると、11日の株価(35,619円)まで巻き戻されるのかなと思う。 今日のドル円は極端な反応を示していないので、場合によっては円安・株高の日本から、円高・株高の時代に移行するかもしれない。時間をかけて。 5年前と違って、円安による輸出勢への恩恵よりも、資源高や原材料高の影響が上回っている状態なので、この...2024.09.30 01:14経済政治金融・為替輸出・輸入・貿易相場・投資
総裁選の予想はハズレたが。 高市女史が得票数1位で通過し、決選投票でまさかの石破氏に。 決定の瞬間、面白いドル円チャートを見た。 ※ドル/円(ドル÷円)なので、↑が円安↓が円高。2024.09.27 15:07政治金融・為替相場・投資
今年こそは電気代10万円行くかと思ったら。 今年の07月10日〜08月09日は約9.5万円だった。 昨年比-54 kWhで意外。 毎年最も高いのは08月10日〜09月09日で、今年は前月比+113kWhだったにも関わらず、料金は下がって8.8万円だった。kWhで計算すると単価4円値引いてある。 06月頃「猛暑に間に合わないじゃないか」と騒がれた、国の電気代補助によるもの。 契約は東京電力。 昨年比では-120kWhで、これも意外。報道から感じるところでは今年の方が暑かったという認識だった。 何の申請もせず国の政策として自動的に値引いてくれるんだから至れり尽くせり。 去年も書いたが、値引きを辞退すればその分が国への寄付となる仕組みがあってもイイんじゃないかと思いつつ、その制度...2024.09.23 00:19物価政治住まい・不動産環境
「アメリカ大統領選挙 ハリス副大統領 トランプ前大統領 テレビ討論会 複数の米メディア「トランプ氏防戦」 | NHK | アメリカ大統領選」 年齢的にもトランプ氏は厳しい。話の持っていき方が「酒場の爺さん」と化しつつある。 確かにトランプ氏は大統領経験者であり大物経営者だが、そんな大物を起訴し有罪にしていく仕事である検事を務めたハリス女史との討論会となると分が悪い。やっつけで言い負かそうとしても無理。ましてや個人攻撃は論外。 いくつかのメディアで、両人が話す際の顔の向きについての指摘が見られたが、経営者(特に大物ほど)は他人がどう思うかよりも自分の主義・主張を明確に伝えることに重きを置くため、真っ直ぐ前を向き“演説”のように話す傾向がある。言ってみれば一方的。 それが「強さ」更には「強い男」を好む古典的な年代・地域にはウケる面もある。 一方検事出身のハリス女史は、陪審員...2024.09.12 01:31経済政治報道・事件・事故国際相場・投資
「岸田首相、突然の「不出馬表明」は、やっぱり「麻生太郎」が仕掛けていた…!ここにきて浮上する「次期総裁」意外な政治家の名前(清水 克彦) | 現代ビジネス | 講談社(1/7)」 政治の世界には日本的な“順序”というものがあるんだろうが、それは一旦横に置いといて、アメリカのハリス大統領の誕生を見据えて高市女史かなと感じる。 並んだときの絵面を考えると、日本もまた変わろうとしているメッセージ性があって良い。 岸田総理の不出馬表明のタイミングから見ても、そういう流れじゃなかろうか。 今年04月、麻生氏の「もしトラ」対談が話題になったが、何となく為替について言及してもらっただけかなという気がしている。 バイデン大統領周辺には「下品」と映ったようだが、さすがに総理経験者である麻生氏がそんなに失礼なことはしないだろうことを考えると、この件の調整は済んでいるんじゃなかろうか。 イタリアのメローニ首相と合わせてG7中3カ...2024.08.17 01:13政治国際時代
「ハリス氏、激戦3州でトランプ氏を4ポイントリード=NYT調査 | ロイター」 順調なようで。 社会が熟れてくると、対立する2つの選択肢を支持する人はほぼ50%づつで拮抗するようになる。 例えば2016年のイギリスEU離脱国民投票は離脱51.9%、残留が48.1%だった。 同年のアメリカ合衆国大統領選も、得票率はトランプ氏46%、ヒラリー女史48%と僅差だった。※得票率、得票数ではトランプ氏の負けだったが、選挙人獲得数で上回った。 経済的にも熟れた先進国は極端な政治はできないため、社会全体のバランスを取った政策を行うと、平均に収束するという当たり前の流れを生み出す。安定した状態。 が、所得で言えば上位50%は人並み以上の生活ができるので割と満足しているため大きな変化を必要としないのに対し、下位50%は人並み以...2024.08.13 04:18政治国際確率・統計・データ分析心理
「バイデン氏、アメリカ大統領選挙撤退表明 後継候補、カマラ・ハリス副大統領を支持 - 日本経済新聞」 カマラ・ハリス女史に期待したい。 銃撃事件の際のドナルド・トランプ氏の星条旗とガッツポーズの写真はあまりにも鮮烈で、内陸部の票はほぼ確定だろう。 ハリス女史は先進的な北東部及び西海岸の票と、女性有権者の3割の票が獲れたら勝ち目が見えてくるんじゃないか。 “トランプ大統領”は1回は免疫系を刺激し全体に自然治癒力が働くが、2回目はもういいかなと思う(笑)。 そろそろアメリカにも女性大統領が誕生していい頃合い。2024.07.22 03:25政治国際
「困惑・批判、政権内で拡大 「場当たり」「猛暑に間に合わず」―電気代補助:時事ドットコム」 「補助」というのは、あれば「ありがとうございます」と受け取るものであり、なければ(これが通常)電気代は自分で全額払うのが当たり前のもの。 「猛暑が予想される7月分に間に合わない」からといって、困惑・批判するところじゃない。 仮に07月分に間に合わないからもう無理だというのであれば、いずれにせよゲームオーバー(人生詰み)だったということであり、一時的な補助金で延命治療したところで、人口減で税収が減っていくだろうこれからの日本で生きていくのは厳しい。 今後は補助の財源がなくなる→増税かつ物価高という前提で人生設計する必要がある。 日本人は、今まで以上に働き、今まで以上に納税しないと後がない。 すなわち社会全体がギリギリの状態にあるので...2024.06.26 05:33物価政治時代社会