「エルメスが世界最大の高級ブランドに、LVMHの時価総額上回る FASHIONSNAP」 ルイ・ヴィトン単体ならまだしも、ヴィトングループを超えるとは。もう少し先かと思っていた。 売上高の比較ではなく、株価から換算した時価総額(≒企業価値)の話。 シャネルは上場していないので非公開だが、感覚値としては現状エルメス、LVMH、シャネルという順だろうか。 エルメスはトランプ関税をそのまま価格に転嫁すると発表しているので、アメリカでの価格は上がるが、ヴィトングループと客層が異なり、あまり売上に影響はないかもしれない。 その辺が「トランプ関税ショック」下において、投資家達の今後の見定め材料視され、投資資金が移動しつつあるんじゃなかろうか。 円高になったらエルメス株もいいかなと思っている。しかしなかなか円高が進まない。2025.04.20 10:20エルメス・エルパト・ロレックス経済金融・為替国際相場・投資
「【速報】トランプ大統領、相互関税の一部を90日間停止 大幅な方針転換 中国に対する関税は「125%に引き上げ」 | TBS NEWS DIG (1ページ)」 さすがにこの株安(の責任を問われる)には耐えられなかっただろうか。 それにしても、昨日今日でこんなにコロコロ変わると通関の現場も大変だろうなと思う。 ここまでくるともはや米大統領クラスになると株価操作も自由自在だということでもある。(失望させて)下げさせて買うとか、(期待させて)上げさせて売るとか。 こういう時は相場に触らないのが一番だが、既にポジションを持っていた人は気が気じゃないだろう。 今回の暴落で相当ストップロスも巻き込んだだろうし、突然の発表で値が急回復しても次また何を言い出すかわからない。 世界はトランプ大統領の任期4年間、我慢するしかない(笑)。2025.04.10 01:37経済政治税金輸出・輸入・貿易相場・投資
「石破首相「世界最大の対米投資国」アピール トランプ氏の反応は | 毎日新聞」「日本が5年連続で、世界最大の対米投資国である」 同時に日本は世界最大の米国債保有国(すなわち公的な最大のスポンサー)であることも示しつつ、関税免除を目指すというよりは相互利益の最大化を目指していただきたい。 トランプ大統領の言動からは、日本に対し一定の敬意を感じるので、そこら辺の事実を無視しているわけではない様子だから、話の持って行き方次第じゃなかろうか。 私は最初から防衛費増(または在日米軍に対する日本負担増)で“取引”した方が安上がりだったと思っている。 貿易相手が怒らないことをいいことに、極度の円安を放置しすぎたことも問題。相手の寛大さに頼り甘え続けていると溜まりに溜まった不均衡への不満がいつか爆発する。 日本政府は、決して...2025.04.09 00:15経済政治金融・為替国際輸出・輸入・貿易相場・投資
「資産110億ドル消えてトランプ氏と決別か マスク氏「欧州と無関税が必要」 | Joongang Ilbo | 中央日報」 その書き方(捉え方)だと、あたかもマスク氏の資産が目減りしたからトランプ大統領と決別したかのよう。 もちろん可能性はゼロじゃないが、「欧州と米国が無関税という理想的な状況に進み、実質的な欧州と北米の自由貿易地帯創出に合意することを望む」ということから、それを実現するための交渉術(優位に立つための)としてトランプ大統領は相互関税を課したという意味じゃないかと私は受け取ったが。 「反関税」の立場を表した それはマスク氏が立場を変えたとか反トランプ大統領に転じたわけではなく、「関税の掛け合いは無意味だ」ということを相手国に身をもってわからせるために関税をかけてみた(相手国の出方を見る)、という段階にあるように見える。 こちらの記事による...2025.04.07 16:23経済政治国際輸出・輸入・貿易相場・投資
「米経済界、「トランプ関税」に失望表明 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News」 こういった声が出てくると個人投資家が慌てて売り始めるので、相場はより崩れやすい。 ただトランプ大統領の基本的な方針は前期から変わってないので決して今に始まったことではなく、むしろ米国民は何で選挙で選んだのかと問いたくなるところ。 前期でどういう考えの人かを見た上で選んだのだから、今更政策に愚痴ってもしょうがない。 「トランプ大統領による各国への相互関税は、米国民に対する大型増税を意味し、インフレを招き、一般的な国民の雇用が奪われ、米国経済に不況をもたらす可能性がある」 この後目玉となる政策が出てこない限り、実際にその可能性しかなく、このまま進めば富裕層だけが生き残る流れにある。 元々トランプ大統領は大金持ちで支配階級側の人なので、...2025.04.04 01:37経済政治金融・為替国際輸出・輸入・貿易相場・投資
「トランプ政権、無人島にも「相互関税」 ペンギンが生息 - 日本経済新聞」トランプ米大統領が2日発表した相互関税は、無人島も対象となった。南極に近く、アザラシやペンギンなどが生息するだけのオーストラリア領のハード島とマクドナルド諸島に対し、トランプ政権は10%の関税を課した。米メディアは「ペンギンとの貿易戦争」と報じた。 (笑)。 関税が課されていないエリアに貿易拠点を移し、そこから関税回避した対米輸出を試みる企業が出てくるだろうことに先手を打っただけだろう。 トランプ関税で株式市場は大荒れの様相だが、為替はリーマンショック以降の約18年間であまり見なかった値動き。 通常は日本円に対するUSDにEUR、GBP、CHF、CAD、AUDあたりが連動して動いていたのが、今回は割と個別に反応している。 ビットコ...2025.04.03 18:01経済金融・為替国際相場・投資
「フェラーリ、米で全車種最大10%値上げへ トランプ関税対応 | ロイター」 トランプ大統領の関税戦略は、国内製造業を再び強くしたいという意向からきているはずなんだが、フェラーリクラスの輸入贅沢品を買う層は価格が10%上がったくらいで米国産車に乗り換えたりしないので、結果としてアメリカの物価を押し上げ、アメリカの消費者に増税した(関税分の値上げを負担させる)だけになってしまうんじゃなかろうか。 フェラーリに関税をかけ米国内販売価格が上がっても、そもそもフェラーリと競合するブランドがないため、アメリカの自動車産業は何ら活性化しない。 仮に値上げでフェラーリがアメリカで売れなくなって、関税回避のために「アメリカで製造しよう」となれば話は別だが、高級バッグ・シューズと同じくイタリア産はイタリア産であるべき理由があ...2025.03.29 03:24経済金融・為替国際輸出・輸入・貿易相場・投資
「トランプ氏「関税25%例外なし」 政府、日本除外を要請 企業の米投資相次ぐ テレ朝news」 アメリカに投資すること自体は全く反対しないが、この前代未聞の円安時にという点が、どこまでいっても日本は儲からないようにできているなと思う。 いや、対外債権と対外債務の差し引き利益(対外純資産)は世界最大なので儲かってはいるんだが、パンデミックと重なった東京オリンピックといい、何かとタイミングが悪い。 輸出大国だった時代に円安=儲かる国と化したことから、円安時に海外旅行に行く人達が多く、その延長線上にあるように思う。 もう輸出に頼る国ではないので、向こう10年くらいで最大利益が得られるような循環になって欲しい。 海外投資はドル円=115円あたりからというのが私の相場観。今の153円じゃ割高過ぎる。 もちろん日本の会社のアメリカ現地法...2025.02.13 16:39経済金融・為替国際相場・投資
「「晴海フラッグの過剰供給でタワマン暴落」は大ウソだった…日本の専門家が「肝心な時に間違える」本当の理由 従来型の思考や意見が役に立たなくなっている | PRESIDENT Online(プレジデン」 本当にいつもそう思う。 そもそも“専門家”が毎回正しいことを言っていればその専門家は今頃大成功していて、「専門家」と呼ばれず個人名で「あの●●さんがこう言った」と名指しで引用されるはずなので、「専門家」として登場する場合、極めて高い確率で机上の空論でしかないのはどの業界でもあるある。 日本人は長らく均等社会で生きてきたため、人と人の差をなかなか受け入れられない傾向があり、タワーマンションに対してもすっぱい葡萄の心理が強く、挙げ句の果てには羨ましいから暴落して痛い目に遭って欲しい的な傾向がある。いわゆるシャーデンフロイデ。 タワーマンションと同じく「デパートの時代は終わった」「デパートなんて時代錯誤」などとやたら批判的な声が挙がって...2024.12.24 00:02経済住まい・不動産所得・年収価値・値打ち相場・投資
「「ルイ・ヴィトンの有無」が勝ち組都市を見分けるヒントになる…閉店店舗の共通点と「増えてるエリア」の実名 海外の富裕層が「投資の判断材料」にしている | PRESIDENT 」海外の富裕層や投資家は、ルイ・ヴィトンの店舗がどの都市のどの立地にあるのかを、日本での不動産投資や事業投資における判断材料にしていることがある。 実際そうなのかなと思う。ビッグマック指数みたいな1つの指標として。 ブランドが好きじゃない人にとっては何だそれという話だが、ヴィトンがあるから良い・悪いということではなく、ヴィトンが出店したがる立地に一定の意味があるという観点。 事業が大きくなったら全国津々浦々皆に均等に行き渡るようにと考える日本企業と違って、海外ハイブランドはとことん立地と収益性に拘る。 新宿伊勢丹は上位5%客に集中した方がもっと儲かるんじゃないかという視点と同じで、他を捨てて1つを取りに行く(例えば東京・大阪に集中し他...2024.10.06 09:03住まい・不動産商売・ビジネス価値・値打ち相場・投資