「「働くなら、ワクチンは当然だ」接種は任意のはずなのに―職場で感じる“圧力”|まいどなニュース」

会社の社長から「打たないと他の社員に迷惑がかかる。必ず全員がワクチンを接種するように」と指導があったようです。彼はワクチン接種をすることへの恐怖よりも、社員へ自分の意見を押し付けようとする社長の姿に信頼をなくしたと言っていました。

 多分、信頼をなくしたのは本人の方だろう。もう「(社長の)自分の意見」という段階になく、世界的にワクチン接種を義務付ける方向に動いている。

 すなわち空気を読めば「打って当然」という状況になりつつあり、空気が読めないと置き去りを食らう可能性が高い。相場のトレンド転換と同じ。

 私も06月頃までは、日本の感染者数が少ないことと、世間の「ワクチン接種は自分で考え自分で判断」という論調から、日本はユルい感じで行くんだろうなと思っていた。だから全然急がないし、AIの予測(笑)の通り10月でも11月でもいいというスタンスだった。

 が、06月末頃には世界的にワクチンパスポートが欧州で極めて重要な通行証となることがわかり、かつアメリカでも「接種義務付けを検討」という報道も増え、私も「こりゃ打っておいた方がいいな」に転換した。

 私自身は全くもって安全な生活をしているので必要かというと全然そうではないんだが、それでも打っておかないと社会的責任を問われる時代が来るぞ的な空気感が出始めていた。

 そして07月に入るとフランスを筆頭に義務付け方向にしっかり傾いた。

 相場と同じで、常にチャート(方向感)を見ておく必要がある。

 今現状を例えるなら、この1年もしマスクなしでウロウロしたらどんな目で見られたかと同じレベルでワクチン接種は当たり前という空気感。

 それを「押しつけ」と捉えるのは本人の感性によるところなので勝手だが、常に全体を見ておかないと、気付いたら信頼をなくしたのは自分の方だったということになりかねない。

 07月18日付けで投稿した『若い女性のワクチン職場接種』から2週間、当時とは全く女性達の様子が違ってきた。あの頃は「どうでしたか〜?副反応出ましたか〜?」という反応だったのが、今話すと「どうやって予約取られたんですか?」(≒紹介して、私の分もとって)と前のめりで質問してくる。

 「順番が回ってくれば打つけど副反応が心配」から「打ちてーんだけど、予約がとれなくてよー。オッサン、いい方法ある?」(笑)に変わった感じ。

 東京でも感染爆発の可能性が出てきたからというのもあるだろう。

 日本は義務化しない気がしているが、経団連はワクチンパスポートを民間利用したがっている。緊急事態宣言の度に自粛を迫られると経済死してしまうので、せめてワクチン接種済みの人達にだけでも商売させてという考え方。自然な流れ。

 というわけで「押しつけられてる」という被害妄想はやめて、常に全体の流れを注視していただきたい。そこを見誤ると淘汰されるから。