2億円以上の報酬を得ていた役員は212人に上った。2年前の205人と比べても増加しており、日本企業における役員報酬の水準は上がっているといえそうだ。
それでも212人しかいないのか。
納税額の公示が行われていた2005年までいわゆる長者番付が発表されていたが、当時の年収と順位と照らし合わせると、16年も経って212人止まりかという印象。
外国人役員の報酬は国際基準になりつつも、肝心な日本人役員達は相変わらず横並び感がある。
しかし所得税収の推移から見ると増収傾向が続いているので、上場企業の役員以外の収入(及び税収)が増えているということになる。
ということから、表から見える部分というのは社会のほんのごく一部なんだなというのが今回のまとめ(笑)。
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