かれこれ20年くらい気になってたんだが、歯科衛生士を含め歯医者の女性スタッフは“口を開けて”(口をあけて)のことを「開いてください」(あいてください)と言う人がほとんど。今のところ全員と言っていいくらい。
「ひらいてください」じゃなくて「あいてください」(笑)。
「あけてください」じゃないのか。
この20年でPMTCを含めたら軽く10軒は行ってて、どこも同じ。いずれも都心3区。
普段子供向け(?)に喋ってるとそのまま癖になる人が日本は結構多いので放置していたんだが、直近の女医さん2人は「あけてください」と言ったので、単に学力偏差値の差なのかなと思い始めた。
「あいた口が塞がらない」「既にドアはあいていた」などはいい。
ヒトに向かって「あいてください」はワカラナイ。
扉に向かって「あいて!あいて!お願い!あいて!」と念力を送るような感じ(笑)。そこに人が立っていれば「あけて」と頼む。
自動ドアの反応が悪く「頼むからあいてくれよー」はワカル。
しかし、立てこもってる相手に「ドアをあいて出てきなさい」とは言わない。
言ってみれば「オシッコ漏れてください」くらい違和感がある(笑)。頼まれて漏らした尿は「漏れた」んじゃなくて意図的に「漏らした」のであり、もはや漏らしたわけでもなく自ら放出したという明確な違いがある。
「よろしかったでしょうか」とか「○○になります」と同じような特定の層から広まった表現か。
同じ業種内においても、資格難易度偏差値で言うところの、偏差値50を境に大きな隔たりを感じる。キャズム理論のソレよりも深い溝。
0コメント