リッツカールトン東京が出来た(2007年あたり)頃から未だに“六本木”と言う人が大半。赤坂9丁目なんだが。
※再開発時は「六本木防衛庁跡地再開発」と呼びつつ「赤坂9丁目計画」と名付けられていた。
グーグルに「""」で囲って(=完全一致検索)「"六本木のリッツカールトン"」と検索すると621,000件ヒットする。それに対し「"赤坂のリッツカールトン"」では978件(笑)。 0.15%。
そして気がつけばリッツカールトン東京のホームページにまで「六本木のミッドタウン」と記載されている(笑)。
圧倒的に電車組が多いんだろうなと思う。多い方に合わせるのはわからなくもない。
が、電車に乗る人達がファイブスターホテルに行ってランチやディナーを楽しむというのは日本ならでは。
電車移動の人は最寄り駅名で覚える。住所を見ない。
一方車(タクシー含む)組は住所を入力または運転手に伝えるので住所で覚える。駅名を見ない。
10年くらい前まで、レストランなどの「アクセス」のページに、最寄り駅や近隣駅からの道順の案内を詳しく書いておきながら、住所を書いてなくてサイト内を探し回るということがよくあった(笑)。ザ・日本。
で、バーキンの写真と共に「六本木のリッツカールトン」にいるという投稿を見かけた。まさか電車移動なのか。
海外では、ヴィトンのバッグを持ってエコノミークラスに座ってる人を映すだけで笑いがおき、これからコメディーが始まるんだなという心構えになるものなんだが、電車の中でバーキンを見かけたら唖然とし思わず写真を撮るんじゃないか。
というより電車に乗る人達はソレがバーキンかどうかもワカラナイのが海外というくらい所得階級ごとに生活水準が異なる。
日本はごちゃ混ぜ。
多分それで誰でも高級ブランドを持ちたがる文化・社会になったんだろう。日本は。皆同じように(横並びに)見えるから。
しかし階級社会であるヨーロッパブランドから見れば対象層が決まっているので、日本ほどズレた国も珍しいだろうことから、どこの国よりもエルパトで必要以上に苦しむ人達が多いんじゃないかと感じる。
日本の中古市場に溢れるバーキンの山はその1つの結果と言える。
消費者というより中間者として存在する。日本人は。
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