「円安進行 神田財務官、為替介入含め「スタンバイ」 - 日本経済新聞」

 日本人的なタイミングで言えば、確かに今かなと思う。

 ドル建てGDPでドイツに抜かれ4位に転落するのは、為替レートすなわち円安によって目減りして見えるだけであり、本質的な経済規模を指し示すものではないと主張したい日本。

 要は為替レートが同じなら今でも3位ですよ的な。

 さすがに人口2/3の国ドイツに抜かれると、日本人100人よりドイツ人66人が上回ることになり、日本人の1人あたりの生産性の低さを印象付けてしまう。

 本質より体面という日本人にとっては、年末までにレートをいじりたいところ。

 が、また130円台で手を緩めて元に戻る可能性がある。

 物価高をある程度吸収できるよう、ひとまず115円あたりを目指していただきたい。

 市場に対する強い意思表示が必要。