私は非常にしばしば女性が発する「生理的に受け付けない」という表現が昔からキライじゃナイ。
というより好き(笑)。
もはや理由なんてものはなく、とにかく「何なのこの生き物」的な拒絶心は、免疫系のアレルギー反応と同じものだと思っている。
要は、異物(笑)。
あるブランドのデパート店舗で、常にスタッフが2人しかいないという小さなブティックでの話。
その日、男性店長と女性スタッフがいて、担当というわけではないが私が行くといつもつく女性スタッフから買い物をした。
当該女性スタッフは、私と話す時は常時ニコニコ(というよりニヤニヤ(笑))が止まらない感じなんだが、何かをする(=後ろにいる店長側を向く)度に顔がひきつるのが奥にある鏡越しに見えていた。
支払いを済ませ帰ろうとした時、「是非お見送りさせてください」とわざわざ遠くのエスカレーターまで一緒に歩き始めたので、ちょっと離れた段階で「生理的に受け付けない感じですか?(笑)」と尋ねたところ瞬時に「えっ・・・、わかりますか。顔に出てましたか?」と返ってきた。
「顔に出てたレベルではなく、全力で拒絶してる感しかなかったですね(笑)」と答えると「すみません、恥ずかしー」と言いながら「ホントに無理なんです。まさに生理的に受け付けなくて、あの人」となぜかボディタッチ付きで本音をぶちまけてきた。
そこで腕に触れられても。
アレルギー反応の反動だろうか。
オモシロイのは、女性が「生理的に受け付けない」という対象の男性は、同性の私から見ても「あー、ワカルー」という点(笑)。
私がオンナなら絶対受け付けないというタイプ。
イイ人なんだがイチイチ鬱陶しいとか。
何がダメとはっきり批判できる何かがあるわけじゃないが、とにかくイヤ的な。
だから女性が発する「生理的に受け付けない」は非常に直感的かつ共感することしかないので、個人的に好き。
理屈じゃないの、無理なの。的な。
女性にそう思われる男性は大変だなと思う。協力が得られないから、何事も必要以上に時間と労力を要する。
それにしても、生理的に受け付けない。
スゴい表現だなと思う(笑)。
いわゆる文系的だが、理系女性なら何と表現するろうか。
「不随意神経的に受け付けない感じ」か。
「免疫グロブリン的に受け付けない感じ」か。
「今回はIgM的に無理だった」(すなわち初回反応)とか。
「あの人IgG的に無理」(すなわち既知の異物=抗体反応=トラウマ系)とか。
「大丈夫かなと思ったらFalse Negative(偽陰性)だった」とか。
「帰無仮説を覆せなくて、有意に鬱陶しいことが確認されたの。有意水準は0.05」とか。
キライじゃない(笑)。
税務的に受け付けない確定申告は多そうだが。
せっかく(?)免疫系の話になったので。
特に異物でないものを異物として捉え過度に攻撃してしまうのが自己免疫疾患であり、生理的なレベルの拒絶反応は場合によっては自分をも攻撃してしまうという点、一応書き添えておきたい。
0コメント