いわゆるセレクト(特選?)商品の中に「CAが選ぶ〜」というフレーズを昔から非常にしばしば見かける。
消費者にとって「●●が選ぶ」が購入のきっかけ・後押しとなるのは、「●●」のファンである場合、または「●●」が選んだのなら間違いないだろうとそのセンスに対する信頼がある場合。
日本人にとってCAとはそういう位置づけなのか。
イマイチ私にはピンと来ない。
決して悪い印象はナイんだが、だからと言って「あなたが言うなら間違いない」という存在でもナイ。
CAとは、お金を持っていて世界中のいろんなものを自腹で試せるセレブでもなければ、モノの善し悪し関係なくファンならついていくという有名人でもない。
こちらの記事によると「CAの平均年収は、約526万円」とある。
こういっちゃ何だが、ただのサラリーマンだと思うんだが。
例えば年収526万円のサラリーマンのオッサンが選んだ品を買うだろうか(笑)。
特筆すべき点を強いて挙げるならば、国際線CAに限っては一般人よりは海外をよく見ているというところだろうか。
「CAが語る“一流”の特徴とは」という記事もよく見かける。CAは一流を見抜く能力があるのか。CAに選ばれる・認められると一流に昇格するのか。
年収526万円のオッサンが「一流とは」と語り出したら腹の中で笑う人が多い気がするんだが、この差は何なのか(笑)。
「CA 一流」のキーワードで検索すると山のように出てくる。
多分、日本で最も「一流」を口にしている職種じゃないかCAは。
※CAはキャビンアテンダントの略であり、サーバーエージェントではない。念のため(笑)。どこかなぜか共通点はあるが(笑)。
最近は日本人女性達の憧れが“キャバ嬢”に変わったっぽいが、相変わらず“CA”も面白いポジションにいるなと思う。
海外でもそうなのか。それとも戦後まだ後進国だった島国日本の「海外を知っているというだけで別格」といった独自文化なのか。
それが2024年にまで引き継がれているのが興味深い(笑)。
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