2023年発表のものなのでちょっと時間が経っているが、食物繊維と歯ぎしりの関係は意外で興味深い。
ただ気になるのは、サプリを除いて食物繊維だけを摂取するという機会はあまりないので、「食物繊維が含まれている食品の摂取量が少ない」として捉えると、一般的には野菜摂取量が少ないのかなと思う。
だとすれば、食物繊維が不足している時点で、同時に他の栄養素も不足している可能性がある。
A)食物繊維の多い食品に含まれている他の栄養素と言えば、マグネシウムとか。
マグネシウムは筋肉を緩める働きがある。
B)或いは、食物繊維の摂取量が少ない=便秘で腸内細菌叢が乱れていることが原因とか。
C)はたまた食物繊維は善玉菌の餌になることから、食物繊維の摂取量が少ない=腸内の悪玉菌支配が進み、Bと同様に腸内細菌叢が乱れてしまうことが原因とか。
B, Cの場合、前稿に書いたビタミンKのような腸内細菌によって代謝され腸管から吸収される栄養素が不足する可能性がある。
D)食物繊維はコレステロールを排出する働きがあるため、食物繊維の摂取量が少ない=悪玉(LDL)コレステロール値が高いことによる動脈硬化等の別の疾患(予備軍含め)が隠れているとか。
Aだと非常にシンプルだが、個人的には全部可能性がある気がする。
食物繊維と一言で言っても、水溶性食物繊維または不溶性食物繊維のどちらが不足しているのかによっても考える方向性が変わる。
多くの因子が絡み合う内容なので、いかに早く結果に辿り着けるかは研究の指揮をとる人のセンスが問われるところ。
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