「《食中毒の危険》『日本経済新聞』体験型の“生肉ハンバーグ”記事が「危険すぎる」無断撮影・投稿に問われる倫理観 | 週刊女性PRIME」

担当記者は生肉ハンバーグを取り分けた箸を使って焼き、“そのままの箸”でタレの入った取り皿に入れ、食しているように見える動画だ。

 私にとっちゃ信じられないが、日本人だとこれは結構“普通”なんじゃないか。

 私は焼き肉等の時に、生肉をつかむ箸・トングと、できあがった肉を取り皿に運ぶ時のそれは昔から当然に分けている。

 が、日本人と食事すると全く気にせず生肉を掴んだ箸・トングで取り分ける人が多いので、かれこれ20年程、日本人といわゆる「同じ鍋をつつく」系の食事はしなくなった。

 中年以降の世代や田舎育ちの人は特に気にしない印象がある。「ばい菌じゃ人は死なん」的な家庭環境で育ったタイプの人。あと「綺麗にしすぎると抵抗力が落ちる」と教わってきたタイプの人とか。

 抗生物質が誕生するまで、多くの人は感染症で死んでいた。結核然り。ペスト然り。

 日本人は見えるところは綺麗にするが、目に見えない菌やカビ(真菌)などには無頓着な人が多い。

 いわゆる「育ち」がしっかる出るところ。

 この記事が話題になってるくらいなので、気にする人も一定数いるということから、これを機に菌に対する意識が変わるといいんだが。