物持ちの良い私は未だに15年以上前のプラズマテレビを使っていて(笑)、そろそろ寿命かと思い、昨年秋に最新の有機ELテレビを見学に行った。
※有機ELというと、約20年前に発売されたドコモの初代FOMAを想い出す。電池が一瞬で切れるので2個付いていた(笑)。
日本製にこだわり、パナソニックかソニーにしようと思って見て回っていたところ、スタッフから「どれも画質については大差ありませんよ。有機ELパネル自体は全部韓国製なんで」と言われてテンションが下がった(笑)。
パネルは買った方が安いということで皆韓国(LGとか)から調達しているらしい。
確かに買うだけなら、工場もいらなければ研究開発費もいらない。合理的と言えば合理的。
為替安の国は輸出に強い。日本も日本円が安かったらからこそ輸出大国になれたのであり、この10年の日本経済は輸出に頼ってない。第1次所得収支に支えられている国なので、輸出規模は相変わらず大きいにしても、輸出で食べている国というわけではない。
それどころか、どっちかというと輸入あっての国。資源がないからしょうがないんだが。
「Made in JAPAN」と書いてあっても、中身の90%以上が国産というケースはほとんどないかもしれない。
で、いつか国産パネルになったら有機ELテレビを買おうと思いながら何も買わずに帰った(笑)。
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