「ドイツ、防衛費の増額表明 ウクライナ侵攻で転換:東京新聞 TOKYO Web」

 国防費はGDP比2%という目安がある。

 すなわちGDP規模が軍事力に直結するため、その流れに沿うならば日本は3番手になる(現在イギリスやフランスを超えて5番手)。

 GDPは数年後インドに追い越され、アメリカ、中国、インド、日本という順になり、中国経済が破綻しなければアメリカと中国が入れ替わるとされている。

 結局のところほぼ人口順に落ち着く。

 ※ロシアはGDP規模は小さいが、軍事費率が高いので特殊。資源国かつ独裁国家ならではと言える。

 昔のように他国のモノや情報が手に入りにくい分技術や資源を独占できた時代と違って、現代における軍事力とはGDPを指し、GDPは大凡人口で決まるという単純な構造になりつつある。

 ハイテク化が進み、軍事力は(特に空軍力は)ほぼカタログスペックで決まるため、お金がないと強くなれない時代。

 という点から、日本が10年後以降に迎える急激な人口減が、日本の将来の何を意味するのかと考え、一時期は「とにかく産んで」だったものが、観光大国日本(インバウンド需要)へと転換した。

 1人あたりの生産性の低い日本は「少数精鋭」には成り得ないので、人口を増やすか、外からの需要で稼ぐかしかない。

 という状況にある。

 一人一人が稼ぐということを意識しなきゃいけない時代。いつかどこかの国に支配されたくなければ、それが国民の責務と言える。