「ANAとJALが欧州便の飛行ルート変更、ロシア上空回避 | ロイター」

 領空飛行禁止の制裁を待たずに、ルートを変えるらしい。

 JALルートの+3時間は遠いが、中国を横断し黒海付近を飛ぶANAルートよりは安全な気がする。精神衛生上。

 ANAルートは、どうせそこを飛ぶんだったらということで、近い将来ドバイ(UAE)やテルアビブ(イスラエル)直行便が開通するかもしれない。何かあった時、経路上に馴染みの空港があった方が良いから。

 もしかするとANAルートの方が微妙に距離が短く、これが続くと個人的になぜか応援したくなるヘルシンキ(フィンランド)が航空貨物のハブとしての機能が果たせなくなる。

 今まで何でフィンランドが日本〜欧州のハブなのかとあまり考えたことがなかったが、「日本から最も近いヨーロッパ」らしい。地球儀や正距方位図法で見たらその通り。四角いメルカトル図法で見てると気付かない。

 ルートが変わることでハブとなる国も入れ替わり、仕事を失う人もいれば、これから盛り上がる人もいる。

 ANAルートだとEU加盟国の中ではルーマニアが最も近い国か。世間的にはなかなかマニアックだが、ロシア語を喋る人も多いので、私には馴染みがある。

 ANAはワクチン輸送を担当しているから、ファイザーの日本向け出荷元であるブリュッセル便は止められない。

 と昼間の下書きの続きを書き始めて検索したところ、結局JALはロンドン便以外欠航としたらしい。3/1から入国制限緩和ということで攻めに転じたかと思ったが。