「中国人の金持ちが大慌て、いよいよ「ロレックスの大暴落」が始まった…!(週刊現代) | マネー現代 | 講談社」

 おっ、これはオモシロイ展開。

 中国人が買わなければ品不足が解消され「ブティックに行けば買える」という当たり前の状態に戻る。

 すると買った人達が披露しても面白味がなくなるので、ブームが余所に移りますます手に入りやすくなる。

 日本のロレックスは09月01日付けで約7%値上げするようで、今後定価が下がることはないと思うが、ちゃんと見て選べるようになるだろうことから、購入予定の人は値上げ後でもその価値があるかもしれない。

 とにかく中国人は多い。

 バブル時代、パリやミラノで日本人の爆買いが一世を風靡(?)したが、中国人の所得上位10%だけつまんでも日本人の人口と同じ数いる。ということは、日本人全員が買い物に繰り出すのと同じ勢いなので、いろんなものが足りなくなる。特に生産量の少ない高級品ほど。

 私は昔から、ブランド品を資産として購入することはすすめない。資産価値を意識した時点でファッションの領域からはずれ、投資の要素が色濃くなり、投資のセンスがない人の方がほとんどだから、必ずと言っていいほど失敗する。

 ブランド品に投資するのだとすれば、その物品が輝いている時こそブランド力を発揮するので、芸能人のように披露する機会が多い人、毎日がパーティーという富豪なら有効活用できるが、家で保管している時間の方が長いという人が持っても、その威力や価値を発揮する前に値が下がる。

 すなわち消耗品として使い倒した方が元が取れると考えている。

 というわけで引き続きロレックスを観察対象に。