「「頑張って建てた我が家と同じ」「バグってる」 超人気キャバ嬢が高級腕時計を自腹購入...価格に騒然: J-CAST ニュース」

本当に私、今まで『買ってほしい』と言って買ってもらったことなくて、だから自分で選ばせてもらったこともないんですよ
もらってばっかりだと贈与税がえぐいんですよ

 おっ、プレゼントもちゃんと申告しているのか。てっきりあの業界はもらいっぱなしなのかと思っていた。

 だとすれば欲しくもない高額な物をプレゼントされるとかなり迷惑(笑)。

 例えば、年間3,000万円分のプレゼントをもらった場合、基礎控除110万円を考慮すると2,900万円が課税対象で贈与税率(一般)は50%。1,450万円に対し税額控除が250万円なので、納税すべきは1,200万円。

 この1,200万円はプレゼントをもらった本人が現金払いするしかなく、払わなければ家でも何でも差押えられる(ちゃんと申告した場合)。

 プレゼントする側は気に入られたくて貢いでいるんだと思うが、本当に気に入られたければ(相手のことを想っていれば)ちゃんと本人が欲しい物をプレゼントしないとただのコストでしかなくなる。

 本人は欲しくない物をもらった場合はそれを売って換金し税金の支払いにあてないと自分のお金ばかりが出ていくことになる。

 問題はバーキンやデイトナなどの極限られた品物を除くと、新品のまま売っても定価を下回ることがほとんどで、最低でも3,000万円分中1,200万円以上で売れないとマイナスになってしまうこと。

 すなわち売却時価格が定価の40%を下回る品のプレゼントは「攻撃」でしかない可能性を秘めている(笑)。

 名前なんか入れてプレゼントするのは避けた方が良い。売れないから。

 売ってしまうと贈り主に悪いからという理由で、皆に同じ物をプレゼントさせて1つを残して全部売るという話を昔聞いたことがある。そうすればいつも身につけているように見えるが、その手法が広まると独占欲の強い人は名前入りとか目印を付けるようになる。

 迷惑極まりない(笑)。

 現金がイチバンいいんじゃないかということになるが、贈り手側としてはそのお金を他の男性(ホストとか)に使われるとイヤだからモノをプレゼントし、いつも身につけておいてもらいたいという心理が根底にあるんだろう。

 独りよがりなプレゼントは相手を困らせる。

 私はホステスクラブもキャバクラも行ったことなく全く興味のない世界だが、税務面から見るとオモシロイ。

 贈与税だけでもその辺のサラリーマンよりはるかに納税している若い人もいるという点が見過ごされがち。