大丸貴賓会。

 チラッと行ってきた。

 2日間ということもあり、気合いと意気込みが感じられた。

 三越と高島屋の外商員よりはもうちょっと教育が行き届いているというか、気配りの余裕がある印象だった。意外にも(笑)。

 三越(逸品会)、高島屋(薔薇の会貴品会)での外商員は、喋ること(売上)に必死で、ショーケースの前でブーススタッフと話し込んで、客が来てもそのまま喋り続ける過集中組がほとんどなのに対し、大丸(貴賓会)の外商員は一応横にも後ろにも気をつけていて、さっと移動するのが良い。

 商品を見たい客に対し、すぐに場所を空けるのが当たり前なんだが、そこから教えないとダメな営業マンが多いのは残念。

 高島屋なんて客との会話に夢中で、後ろを見ずに下がって靴を踏んでも気付かない始末(笑)。詫びもしない。自分が担当する(成績になる)客にことしか気にしない感じ。

 大丸は意外(笑)にちゃんとしていて、採用の段階から選ぶ人材が違っているのかなという印象。営業マンとして優秀かどうかは別として、重視している点が違うんだろう。

 が、問題(?)は、どこもかしこも関西弁という点(笑)。客も外商員もブーススタッフも。私が話した限りは「大丸東京店から」というスタッフはゼロだった。イチイチ全部がお笑いに感じ集中できない(笑)。

 会場も涼しく快適。空調はホテル(プリンスパークタワー)任せなのかワカラナイが、逸品会と薔薇の会・貴品会はとにかく暑くて早く帰りたいとしか思わなかった。

 照明もスポットライトのような直接光ではなく、乳白色のアクリル(?)を通した柔らかい光源で目が疲れない。

 その辺のセッティング(会場選び)もセンスが出る。帝国ホテルだからニューオータニだからスゴいではない。

 まとめると、見栄とツマラナイおりこうさん系の三越、昭和の体育会系の高島屋、意外に勉強熱心でセンスあるかも系大丸な感じ。

 阪急も比べたいんだが、なんせ有楽町のメンズ館しかないので、はるばる大阪梅田まで行って来ようかなと思っている次第(笑)。

 どっちにしても私は外商要らない派。

 受付近くにルイ13世。華やかでイイ。3リットルだろうか。

 この20年で(レ牛ーラーボトルを)100本は飲んだだろう気がする。


 追記:そういえば入口にシャンパンが用意されていたが、モエであるにも関わらず気が抜けていた。3日目くらいの泡。注ぐ際にちゃんとストッパーが付いていたのは確認した。大丸がわざわざどこかで明けたものを持ち込むとは思えないので、ホテルバンケットが料飲部の余り物を使ってるのか。こういうところで2流感が出る。