新宿伊勢丹 2023年秋の丹青会に行ってきた。

 もともと用があり、初日の丹青会に行ってきた。

 直近2回の丹青会は過去最高の売上を更新しているので、さぞかし賑わってるのかと思ったが、意外に落ち着いた雰囲気だった。特にメンズ館はこれまでよりも人が少なく、コロナ明け初ということもあり、全体の雰囲気から海外旅行組は国外で消費し始めたのかなと感じた。閉店近くの客の引きも早かった。

 2021年、2022年の丹青会では妙に(笑)著しく(笑)様子のおかしな男性客(笑)を見かけていたが、今回はそれがなかった。客層が異なる点が興味深い。それもあってか館内割と歩きやすかった。

 春頃からか、丹青会で検索すると「新宿伊勢丹がすごいのは、1日7億円とも言われる売上を捨ててでも、富裕層向けの丹青会のために店舗を閉じるところです」という文が多数シェアされている。

 新宿伊勢丹の2023年3月期(最新決算)の売上高が3,276億円なので、365日で割ると8.9億円。コロナ禍中の数字を使ったのかもしれない。

 「捨ててでも」ではなく、VIPのために一般客を締めだした方がもっと儲かるからと考える方が妥当。日本中から伊勢丹の外商顧客が集まるから。それだけ「特別」扱いされることで気分良くお金を使う客が多いということ。その辺昭和からあまりかわってないっぽい。

 いざ中に入ると、各ブティックはいつも通りなんだが(笑)。外商員が付いて回るのがタマラナイという人が多いんだろう。逸品会然り。

 私は煩わしい(笑)。

 世の中エルメス、シャネル、ヴィトン、ロレックスにしか興味がない人が増えつつある。急速に。他のブランドはヒマで話題にもならなくなってきている。要らなくなった際、高くで売れる物しか買わなくなってる感がある。

 丹青会の招待状とあわせて毎回初日の本館パーキングの駐車カードを送ってくれるので、次回から要らないと伝えた方が良さそう。推定駐車台数(待ち行列)の計算に含まれているだろうから。私はタクシー。

 デパート外商ブームのノリはつかんだので、特に用がなければ春は見送って1年後あたりに。

 初日はシャッターを下ろし全館締め切っての開催。

 受付横。

 カステラっぽいものをもらった。