三越2023年秋の逸品会に行ってきた。

 逸品会とは関係ない気もしつつ、逸品会の時にしか行かないので関係があるかもしれない気もしつつ(笑)、ニューオータニに行くと決まって訛りのハーモニーが聞こえてくる(笑)。それも普段全く聞いたことのないサウンド。アジアのどこかの人だろうと思っていたら、「あっ日本語だ」的な。

 とにかくそこに居る人達がなぜか常に田舎くさい。

 逸品会の受け付け側に行くとちょっと華やぐが、相変わらず全体的に来場者がくすんでいて、都心5区最前線みたいな人達はほとんどいない。

 各ブランドの秋冬の新作発表を余所よりも早くということで09月の頭にデパート各社の外商イベントが集中したんだろうとは思うが、台風シーズンを過ぎてからでイイんじゃないか。わざわざギャンブルな時期を選ぶ必要はない。

 空調が改善されていた。涼しく快適。今年春の逸品会はギャグかというほど暑かった

 照明も改善されていた。昨年秋の逸品会は拷問かというほどギラギラしたスポットで眩しいだけでなく顔が暑かった。それでもまだ色が綺麗に見えないため、各売り場のスタッフが度々「ここの照明だと〜色に」と言っていた。

 このあたりは客に聞かずとも出展者(現場)の声を聞けばすぐに改善できること。少しずつだが最低限のレベルをクリアする方向に向かっている。何で今頃かはおいといて。

 また今回は、これまでとにかく鬱陶しかった外商員が邪魔だと感じることがほとんどなかった。ショーケースの前で客やブーススタッフと話し込んでいる外商員はいたが、近づくとすぐに場所を空けるという当たり前のことができていた。

 後ろを歩こうものなら突然下がって足を踏まれそうだなという過集中(夢中?)な外商員はまだいるものの、全体的に良くなっている気がする。

 コロナ後遺症で認知機能が低下していたのか、鬱だったのか、はたまたようやくまともになったのかはワカラナイが、雲・霧が晴れつつある印象を受けた。

 それに対しニューオータニのバンケットの若手スタッフはもう末期かなという人がチラホラ(笑)。どこも人材不足っぽい。

 招待状の封筒の色分けは、推察通り外商なし(赤ピンク)、外商あり日本橋三越(緑)、外商ありそれ以外(青紫)と分けているっぽい。各受付の看板がそれぞれの色になっていて、緑の封筒を見せた瞬間日本橋三越外商部の受付に案内された。

 今回は3万円以上のレシートを見せてお土産と交換だったので、1円も使わなかったケチな私は(笑)そのまま帰ってきた。

 一瞬、小林幸子かと思ったが。

 ニューオータニの入口。