ルブタンの赤い靴底かエルメスのオレンジの靴底か。

 グーグルでモカシンとローファーの違いを検索すると、
モカシンは甲の部分がU字型に縫合されている靴を指しますが、ローファーは靴紐がない靴を指します。 簡単に言えば、モカシンとローファーの違いは、靴紐の有無にあります。

という説明が出てくる。

 この説明だとモカシンは紐付きのように読み取れるが、エルメスのモカシン・パリはヒモがない。

 じゃぁエルメスが間違っているのか。

 と考えると、どうでもいい解説が溢れているなと思う。

 モカシンだろうとローファーだろうと呼び名は何でもイイんだが(少なくともスニーカーの話はしていない)、私にとってのベストは今のところルブタン。

 ルブタン(ダンデリオン)もエルメス(パリ)も、おろした初日に歩き回っても靴擦れはできず、すぐに馴染んで快適。

 ※どちらも日本人の足に合わないのか、評判が良いわけではない。特にルブタンの細身ローファーは毎期売れ残ってる(笑)。エルメスはバッグのためにあるもの何でも買う人が多いので(笑)、正当な評価がわかりづらい。

 エルメスのパリについては以前書いたので詳細は省略するが、革が柔らかすぎる(「すぎる」ってことはないんだが)のか、試着段階でちょっと中古っぽくなり、買っておろして初日に履き疲れた感が出る。

 「新品感」が味わえるのが1分くらい(笑)。

 まぁ今日はそこはいいとして。

 パリについて語った際、靴底を全面オレンジにしてくんないかと書いた。

 そうした方がイイ。トレードマーク的に。

 最近あるデパートスタッフ2人組と館内ですれ違った際、「いつも○■△です〜」に始まって、「最近靴底がオレンジ♡もしかしてエルメスですか♡」と言われたので「オレンジってことは他にないのでそうですね」と答えたところ、もう片割れが「ホラァーッ」とドヤ顔った(笑)。

 近頃の若い女性らはそんな話をしてるのか普段。

 オッサンの靴底占いとかか。

 赤なら台所火の車、オレンジなら胃酸過多、青ならチアノーゼ(呼吸器疾患か)、黒ならお先真っ暗、ナチュラルブラウンなら芸の無い男とか(笑)。

 で、家に帰って振り返ってみたんだが、エルメスのパリを履いてる時にその2人が所属する売場の前を通ったのは多分2回。1回かもしれない。

 つま先側はゴム裏張りで黒いので、靴底中間部をどうやって覗いたのかワカラナイ(笑)。しゃがみ込んだ時偶然見たのか、いずれにせよ後ろから足元をジィーッと見てたんだろう。

 エルパトはバックシャンで(by 私)。

 他人は思いの外よく見ているものなので、自分を盛らず、とぼけず、偽らず。

 で、エルメスのメンズ新作モカシン《オノレ》は靴底がオレンジっぽいんだが、現物がどこにもなく確認できず。

 今年の秋冬は地味に靴底勝負でいきたい(笑)。