クリーニング代を見ると収支としては意外に手堅い。

 毎日スーツ(3ピース)にネクタイだった頃、洋服のクリーニング代が毎月20万円近かった。

 それが最近は月3-4万円。

 服を着なくなったわけじゃない(笑)。

 電気・ガス代の高騰による増加分を吸収していて、それどころか生活の基礎的な部分ではむしろ出費が減っている。僅かだが。

 物価は確実に上がっていて、輸入に頼る日本は今後も物価高が続くだろう。

 戦争が起きると貨物にかかる保険料が上がるし、日欧間の飛行機は南回りで+4-5時間分の燃料と人件費がかかるし、世界が正常化しない限り日本の物価は今後も上がる。

 その輸入要因の物価高を少しでも吸収・抑制する上で期待したいのが日本円高なんだが、円安のまま動きがない。

 かといって政府や日銀が無策だとか批判するもんじゃない。

 物価や為替とは金利と同じく常に変動するものであり、各自対応(適応)していくべきもの。

 気候の変動と似たようなもの。

 ドル円130円台が当面の落ち着き処だと思うんだが、この調子だと秋頃だろうか。