世間ではこの1年エルメスで来店予約ができる・できない、店内での滞在時間に制限がある・ないという話になっているらしい。
今のところ私は何の制限もない。
確かに、約束の時間に行くとほぼ毎回5分ほど待たされる(笑)。前の客の支払中(?)なのか、もうすぐ帰るんだなと感じさせる案内が多い。
ということは、前の客から見れば私が来るまでの時間という制限があることになる。
一方で、私の帰り際に誰かが待っていることはない。いつも1時間〜1時間半くらいはブティックにいて、終わる時間が全く決まってない。
だとすれば、時間制限のある客ない客が同一店舗内で混在していることになる。
買い物額は公表している通りなので、私はエルメスにおけるVIPじゃない。イヤーズギフト最下層のザ・中間層(*1)。
(*1)客の数で言う中間層は恐らく500-1000万円層だと思うが、売上を占める割合から見る中間層は800-1200万円層じゃないかと推察。イヤーズギフト対象者が全体の売上の50%を占めるだろう推定で。ただし当時約1271億円という売上高を引用したが、昨年2023年は約2028億円とあるので頭を更新する必要がある。
私から次はいつ頃で予約をと切り出すことはほとんどなく、大抵帰り際に「次回はいかがなさいますか?」とスタッフ側から予約モードに入るので、あっじゃぁいついつでという感じ。
イベントに誘われ参加が決まった場合、「まだ先なのでそれまでにもまた是非いらしてください」とイベントまでのちょうど真ん中あたりの予約をついでに誘われることが多い。毎回か。
もの凄くテキトーな推察だが、一般的な心理と照らし合わせると、世間で見る「担当さん、担当さん」と客側がガツガツしてると、放っておいても指名してくるだろうと放置モードになり、私のように放っておくといきなりフラッと来てその場にいるスタッフとイイ感じ(笑)になる可能性の高い客はしっかり管理しなきゃとなるんじゃないか(笑)。
フライパンで言えば(なぜか)、しばらく置いといてもいい弱火じっくり系と、ちゃんと見ておかないとすぐに焼け焦げる系みたいな感じ(笑)。
下手すると“ホーム”とかそういうことも意識してなさそうで、余所の店舗に行くかもしれない客とか。自分が前回どの店舗で買ったか忘れる客とか(笑)。認知症じゃなくて。
スタッフと言っても人間相手なので、少なくとも鬱陶しいと思われない存在であることを心がけ、いちばんイイのは買い物はなくてもまた会いたい・話したいと思ってもらえる存在であること。
人間関係の基本だし、目指すならそこじゃないかというのが昔からの私のスタンス。
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