「んもぉーっ、大好きっ」とは。

 プレゼントの品を買いに、夏の終わりにあるデパートのある売場に行った。

 このデパート自体が久しぶり。

 すると顔見知りの30才くらいの女性スタッフ(以下スタッフA)が、まるで生き別れた肉親との再会かのような泣きそうな顔(笑)で「お久しぶりですぅー😭 みんな喜ぶと思いますぅー😭 お会いできて嬉しいです😥」と近づいてきた。

 確かに久しぶりだが、映画のワンシーンに例えると、戦争に行ったまま何年も帰ってこなかった村のちょっと名の知れた男が帰還した時のような表情(笑)。

 で、支払いに入ろうかという時、「新しいスタッフが入ったんです」と20代半ばの女性スタッフ(以下スタッフB)を紹介された。

 初めまして〜とか挨拶をしていると、スタッフAがスタッフBに私のことを「ほんっとにお優しくて、海のように心が広くてらして、いつもお洒落で素敵で上品でダンディーで」と(笑)紹介しだしたかと思ったら「んもぉーっ、大好きっ!めっちゃ!」と大きな声で言い放った(笑)。

 しかもデレ顔じゃなくて、割とキリッとした顔で(笑)。元々さばさばとしたどちらかと言えばボーイッシュなスタッフA。

 スタッフBは呆気にとられた顔をしていたが、私は何事もなかったように流しつつ(笑)支払いを終えた。

 これまで好きになられるほど喋ってないし、ほとんど支払いの時に一言二言会話する程度だったんだが(笑)。

 10年ぶりくらいで男を見ただろうか(笑)。

 昔から、時々こういう女性が現れる(笑)。

 かつては中年(更年期)のおばさんが多かったがこの数年で若手に降りてきた(笑)。

 それから一週間後くらいだろうか、ちょうどその売場の近くを通ったところ、スタッフC(前述のAでもBでもない)が寄ってきた。

 「お久しぶりですー!😭 ●●(スタッフA,B,CではなくD)が最近□□さまの夢を見たと言ってましたぁー😭」ときた(笑)。

 何の夢かは聞かなかったが、何で売場のスタッフが私の夢を見るんだ(笑)。

 夏の風物詩といえばお化けだが(?)、お化けの一種か私は。

 というわけでそんな本日のBGMは夏をあきらめて♪(研ナオコ(笑)桑田じゃなくて)あたりだろうか。

 スタッフAはその後ちょっと離れたデパートに移動になった(出世)。「顔出しますね」と言った手前、そろそろ行ってみるかと考えている次第。

 ちょっと時間が空いたので「んもぉーっ、大嫌いっ」に変わっているだろうか(笑)。