「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一は、その偉業だけでなく、愛人を妻と同居させるなど、女性関係に関するエピソードも多く伝わっています。 それがパートナーの浮気を連想させるため、「新1万円札はご祝儀には適さない」という声が上がり始めているのです。
まだ「旧札で」と言っている人は良いが、大抵こういう話が出てくる時とは、そのままどさくさに紛れて「何も贈らない」方向に持って行くのが日本人っぽい気がする(笑)。
この20年くらいだろうか、年賀状も暑中見舞いもお中元・お歳暮も交際費も、全部何かしらケチを付けて他人にお金を使わない傾向が強い。
「そんな余裕がない」というのもまた事実なんだろうが、ゴミ拾いのようにタダで出来て他人から感謝されることに特化した人種になりつつある。日本人は。
ゴミ拾い自体は尊い。
が、「残念ながら日本は相変わらず「世界で最も寄付に冷淡な国」」とあり、他人にお金を使えない性格は、ゴミ拾いで得られる評価を打ち消すだろう。そのうち。
というわけで、旧札が使えるうちは旧札で、旧札が流通しなくなったら銀行振込で(笑)。
銀行振込なら渡す際新札を見なくて済むし、先方が使うときもカードや電子マネーなら新札を触らないままで済む。配慮するならそこだろう。
で、「振込とか下品」という話になり、ご祝儀文化は日本から消えてなくなると予想する(笑)。
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