こういう監視業務こそAIにさせたら良い。
為替や株のシステムトレードと同じで、まず異常と見なす値を決める。「2σを超えたら」とか。30日移動平均、時間帯、曜日、日にち、前年同日、季節、支払い方法などから見て、急激に上がれば買い占めか不正か大凡どちらかと見なし調査する。
クレジットカード会社のモニタリングシステムも同じ。月10万円しか使ってなかった人が100万円使えば自動検出して決済前に電話を入れ本人の意志を確認するとか。前部をヒトの目で監視していたら追いつかないから機械でいい。
トイレットペーパーやマスクの買い占めが発生した時も書こうと思ったんだが、レジシステムにAIを入れておけば、鈍感な店員は気付かなくても買い占めを防止できる。AIが自動的に「売れ行きが30日移動平均を2σうわまりました。購入制限を設け上司(本部)に報告してください」等のアラートを出すことができる。言うこと聞かない店員が多いなら、自動的に一定数量の入力を制限して、上司の承認なしでは解除できないようにしてもいい。
このシステムは初級プログラマーでも1時間で実現できる。
チェーン店やフランチャイズの場合は、AIに与えるパラメーターを本社一括管理にすれば、各店舗が設定する必要もないし都合の良い設定をする店主に頭を悩ませる必要もない。
収入印紙とか切手とか換金性の高いものは売上の水増しが生じやすいし突然売れるようになるものでもないので、機械的なモニタリングが有効。ヒトが触ると不正が生じるから、マイナンバーカードやクレジットカード、免許証などを差し込んで認証を受けてから購入する自動販売機にした方がいい。
そもそも「後から発覚」とかそういう時代じゃない。リアルタイムに全てモニタリングできるようにシステムを作るのが平成システム。令和式は先読み検知。「アンタが考えることくらい解ってる」的な。
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