私ならこのタイミングで開催しないが、お金を持っている人がお金を使うこと、そしてそれを社会が歓迎することの重要性を再考・再認識するにはいい機会だと思っている。
掘り下げると、増税による強制徴収は節税・脱税を招くことは世界中が歴史から既に学んだことなので、稼いだお金を気分良く使える環境の重要性。
消費すればした分だけ消費税が徴収されるので、本来は消費税が増税された分税収が増える。
しかし現代社会は、生活必需品以外のものにお金を使うことに対する嫌悪感が増しつつあり(いわゆる「贅沢は敵だ」という考え方)、消費税増が税収増に直結しづらく、なおかつ最終的には労働者のクビを締めることになる点を学ぶ必要がある。
※消費者は消費税の脱税は極めて困難だから、本来はお金持ちから税金をとる最も効果的な方法なはずなんだが。
「皆が知的労働に」と言っても限界があるのだから、サービス業従事者が食べていくためには、お金を存分に使える環境を整える必要がある。
実際問題としてその環境は海外の方が整っているので、マカオやシンガポール、モナコ、ドバイになぜお金が集まるのかということも社会科の学習内容に加えた方がいい頃合いじゃなかろうか。
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