これまで何度か2017年当たりから時代の流れが“反転”した感じがすると書いてきたが、文化的・民族的・宗教的なこだわりの強い層の反発がより強まっている印象がある。
下記のポーランドの場合はカトリックが多いからというのもあるんだろうが、ドナルド・トランプ元大統領のように再選できないわけではないということは、根強い支持が見てとれる。
日本も昔から鎖国を訴える層が一定数いて、何かある度に外需や外資を追い出したがっている人達がいる。排除心は紛争につながる。
政治の大衆迎合とナショナリズム、そして戦争という流れはコース料理のようにお決まりなので、他国は他国の勝手でしょとは割り切れない。
2017年頃までは、世界は同じ方向を向いているのかなという印象があった。しかし一部の国は時代の優等生として振る舞うのも疲れてきたのか、自国文化・伝統回帰が見られる。
が、ほとんどの場合“独自仕様”は時代においていかれる。
もちろん世界標準に沿うことが常に真ではない。ザ・デファクトスタンダードとなったWindowsの時代もあれば、完全独自路線のアップルの時代もある。Linuxのようにオープンソースが“当たり前”の時代もある。時代は繰り返される。
そのいずれの波にも乗れなかったのが日本だが、“標準”からあぶれた存在とは大抵“不良”化するものなので、その辺が不安要素。→否定的同一性。破壊行為とイノベーション。
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