「日本の接種、世界100位以下 発展途上国の水準、欧米と差:東京新聞 TOKYO Web」

 正直なところ、それが日本の実力かなと思う。

 先進国かつ人口の多い国は、それだけ事例があり参照できるノウハウが多い。だから慣れたことをしている間は比較的簡単に優等生であり続けられる。いわゆる結晶性知能の領域。

 が、未知の問題と遭遇すると流動性知能を働かせる必要があり、本質的な思考力が問われる。

 日本人はそういうのに弱い。だから昔から反復練習・学習によって知能の筋肉化に励む民族性。島国だから未知との遭遇が少なかったというのもあるだろうし、農耕民族は狩猟民族のように毎回リスク判定し「獲得」に励むよりも、コツコツと種を蒔き、安定した収穫を好む傾向が強い。

 しかしこのまま低い水準が維持されるかというとそうではなく、一定期間学習した後、いわゆる先進国水準で事が運ぶようになる。インフラが整っているから。その辺が発展途上国との違い。