あるデパートの化粧品売場で。
リキッドファンデーション110番、クリームファンデーション115番を各1個買って、2人の女性(知人とその友達)に渡す旨を伝えた上で、「それぞれもう1つの商品が気になってるようなので、2人分各ファンデーションのサンプルを付けていただけますか」と頼んだ。
家に帰って確認したところ、リキッドファンデーション110番、クリームファンデーション115番のサンプルだった。
ということは。
リキッドファンデーション110番現品を渡す女性にクリームファンデーション115番のサンプルを。
クリームファンデーション115番現品を渡す女性にリキッドファンデーション110番のサンプルを。
ということなのか(笑)。
商品じゃなく相手の肌の色が気になってるのか(笑)。
大丈夫か。
いや、世の中IQ 100を切る人達が人口の半分いる。
それはわかっている。
商品を服に置き換えると、2人の女性がいて同一商品の色違いを買う。36サイズの黒を買う人と、40サイズの赤を買う人がいて、それぞれが買わなかった方の色も気になっていて試着してみたい。とする。
そこで、36サイズの黒を買った人に40サイズの赤を試着準備するのか。同様に40サイズの赤を買った人に36サイズの黒の試着準備をするのか。
考えるまでもない。
相手の体型が気になっているんじゃなく(笑)、相手の選んだ色が気になってるんだから。
男が化粧品のことがワカラナイのならまだ理解するが、女性は自分のことを考えたらわかりそうなものだが。
そこはおいといたとしても、日本の文化なのか、昔からイマイチ私には理解できない考え方の人達が一定数いる。
リキッドファンデーション110番現品を買った人にリキッドファンデーション110番のサンプルを。
クリームファンデーション115番現品を買った人にクリームファンデーション115番のサンプルを。
というスタッフ(笑)。私の推定ではデパート化粧品売場の美容部員2-3割くらい。
何となくだが「旅先で使える」とかそんなケチな(笑)理由っぽい。
もしかするとこのタイプのスタッフに当たったのかもしれない。冒頭の私の頼みはどうなったのかという記憶力とかコミュニケーション能力とかはおいといて。
私からすれば、サンプルとは販促品(マーケティング用のコスト[*1])なんだから、現品を買った人に同じサンプルを渡してどうするんだこのどアホめ(笑)と説教したくなるところ。
[*1]会計上、見本品費というものがあるが、一般的には広告宣伝費や販売促進費として計上しているだろう。すなわち「よろしければこちらの製品もお試しください」という販売促進目的が原則であり、そこで同じものを渡したら「景品」(おまけ)と化する。30ml買ったら+3ml付いてくる的な。
デパートで雨よけカバーのかけ方を間違っているスタッフが半分くらいいるので、業界自体の偏差値も含め多くは期待しないが、コロナ禍の3年間でIQ -10くらい急速に退化が進んだ気がする。
この10年間で見ると-15くらい。
以前はこんなことで悩む必要はなかった。
コートの上からジャケットを着せようとする美容師とか。銀座三越の動線とか。
物価が上がるとIQが下がるのか。
数年前まではそんなに大変じゃなかったのにというくらい買い物に時間がかかる。袋詰めも商品の数が多いと異様に時間がかかり、動作性知能(空間認識系と処理速度)は90を切るだろうなというスタッフが多い。
7年くらい前の時点で、日本は他の先進国よりも発達障害増加率が7倍くらいという記事を読んだことがある。その影響なのか。それ以上にそもそも全体のIQの低下が著しい気がするんだが、国民全テストとか一度やってみなくて大丈夫か。
と憂えてもIQの低下が表出した時点で何十年も遡って始まってることなので(遺伝だから)既に手遅れなんだが、どこかで致命的なくらいマズイ状況に陥っていることを把握しないと、賃金が安い日本に出稼ぎ労働に来てくれる外国人も減っていく中、労働者層の現場が回らなくなる。
生産性が下がると税負担が高まり増税要因となって多くの国民が逼迫し、高額納税者は外に出ていきますます税収が減るという循環に陥る。
私は外に出る度に不安が増す。
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