現20代のコミュニケーション能力の低下が凄まじい。
男性は元々コミュニケーションの才能自体がない人が多く(笑)、そこに精神的な未成熟さや体験・会話(対話)の乏しさが加わって、空気が読めずポンコツ機械のような反応しかできない人が増えている。
もはや「ヒトに慣れてない」感じ。
一方女性はもともとコミュニケーション能力は高く、多少の頭の悪さや育ちの悪さなどはカバーできていたものだが(発達障害も女性の場合は周囲が気付かないことが多いと言われている)、今は人生における体験の乏しさ(密度の低さ)からくる表現力のなさが「出力不足」となって表面化している。
語彙が乏しく「カワイイ」と「ヤバい」に感情表現が集約され、同じ女性同士でも5年くらい離れると、どの程度伝わっているのか、どのくらい感じとっているのかがピンとこないらしい。
が、忍耐強くいろんな角度で聞いて(聞き出して?)あげると、アンテナ感度はそんなに悪くなく、感じ取ってはいるんだがそれを表現する力がないため、相手から見れば「この人わかってるのかな?」という状態。
すなわち入力は悪くないが、出力が貧弱ということ。
性能の低いアンプにつながったスピーカーのようなもの。
おまけに無表情な人が増えたので(これも表現力の低下)、覚えているのかどうかワカラナイことが多々ある。
私は昔からどこに行っても1回で覚えられ、2回目では常連客扱いされ、3回目にはVIPみたいな接客を受けるんだが(あまりお金を使ってなくても(笑))、5回目でも初めまして的な若い女性スタッフが増えた。特にこの3-5年くらい。
で、あるとき現場の他のセンパイスタッフから、「彼女(当該女性スタッフ)は○○さま(私)がいらっしゃるのを楽しみにしていて、いつもお財布がカワイイとか傘がカワイイとか穴が空くほど観察してるんです。興味津々で」とか聞いてこっちが驚くことが非常にしばしばある。
スパイ向きと言っていいくらい無表情。
「全くそんな風には見えず、どちらかと言えば忘れ去られているもんだと思ってました(笑)」と言うと、「いえいえとんでもございません」から「彼女はあまり顔に出ないんです」に始まって、「何と言うか言葉は悪いんですが無表情というか、私も最初は全くわからなくて」と続く。
ボトックスオバサン顔負け。
で、他のスタッフがわざわざ途中で当該女性スタッフに代わってあげるほど、私の接客をしたいらしい。だったらもっと歓迎してる感のある顔をして欲しいんだが(笑)。
入力の弱い人にはいろんな角度・表現で話す必要があり、話し手の技術(話術)や引き出し(表現力)に影響される。鈍感な男性に呆れて女性が話すのをやめるということが多々ある。
出力の弱い人は、聞き手の理解力や忍耐強さ、包容力の影響を受ける。相手がめんどくさくなって切り上げられたら終わり。すなわち時間切れまでにどれだけ伝えられるかにかかっている。
現代社会は、入力の弱い男性と出力の弱い女性の組み合わせ。
無表情女性と鈍感で空気が読めない男が溢れる社会では、よりいっそうコミュニケーションは困難になるだろう。
大丈夫なのか日本。
と言ってももう手遅れで、今からどうなるもんでもないからこの状況に対応するしかないんだが、AIタレントの時代かと考えると、もうヒトである必要性さえなくなってきているのかなと感じる。
実際デパートでさえ、待たされるくらいなら自動販売機でイイと思うことが増えた。待ってでも接したいほど魅力的なスタッフが居ない。
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